オープンイノベーション支援プログラム「SKIP Focus」
名古屋市に本社を構えるSTATION Ai株式会社が提供するオープンイノベーション支援プログラム「SKIP Focus」の2026年度10月期生の募集が2026年9月8日に始まりました。このプログラムは、日本最大級のオープンイノベーション拠点「STATION Ai」に所属するパートナー企業を対象に、新規事業の創出とその推進を担う人材を育成することを目的としています。
「SKIP Focus」の概要
「SKIP Focus」は、全6回にわたるワークショップを通じて、参加企業のニーズに応じた伴走型の支援を行います。STATION Aiの専属コーディネーターが企業と共に、協業テーマの設計からスタートアップの探索・マッチングまでを一貫してサポートします。このプログラムは、プロジェクトをただ考えるだけでなく、実際の行動につなげるための成果を生むことを重視しています。
提供の背景
最近、日本国内でオープンイノベーションへの関心が高まっている中、事業化まで進める企業は依然少数派です。この原因には、事業テーマの曖昧さや新規事業推進の人材が孤立する問題があるとされています。STATION Aiでは、約700社のスタートアップと400社のパートナー企業との交流を通じて、これらの課題に対する多くのフィードバックを受けてきました。そこで、そんな問題に立ち向かうべく「SKIP Focus」プログラムが設計されました。
プログラムの内容
「SKIP Focus」では、以下のような構成で支援が行われます:
1. オープンイノベーションワークショップ:全6回の実施
2. 内容設計・戦略の策定支援
3. 協業計画の策定と社内での承認取得のサポート
4. スタートアップの探索(各企業に約3社から5社を紹介)
5. 協業候補の提案を集約する「リバース&アンサーピッチ」の実施
6. 協業候補の選定と初回ミーティングの支援
すべての活動は専属コーディネーターの伴走のもとで進められます。これにより、アイディアの実現段階で止まることなく、企業にとって実践的な成果を生むことを目指しています。
成果事例
「SKIP Focus」を通じた成功事例もいくつかあります。たとえば、ネッツトヨタ富山株式会社とスタートアップの株式会社ginが音声対話型AIソリューションの導入に関して協業を開始しました。また、インサイトリード社とヴェルト社は、AIを活用した飲食店向けの経営支援ツールを共同で開発しています。これらの事例は、実際のオープンイノベーションの有効性を示しています。
受講者の声を聞いて
先にプログラムに参加したネッツトヨタ富山の受講者は、「小さな箱の中で仕事をしていたので、外の世界を知ることで自分の視野が広がった」と振り返ります。また、株式会社インサイトリードの受講者も「ワークショップを通じて進め方が体系的に学べて、スピード感ある実践が重要だと実感しました」と語り、プログラムの価値を強調しています。
プログラムの詳細
2026年度の「SKIP Focus」10月期の募集は2026年9月8日から9月25日まで行われ、ワークショップは10月から11月にかけて実施されます。開催場所はSTATION Ai(愛知県名古屋市昭和区)で、基本的には現地での参加が求められます。詳細に関してはSTATION Aiの公式サイトにアクセスすることで確認ができます。
このプログラムは、企業の新たな挑戦を支援するための重要なステップです。オープンイノベーションの力で、次世代のビジネスリーダーが育成されることを期待しましょう。