保育業界において、経営者や管理職の役割はますます重要性を増しています。社会福祉法人ChaCha Children & Co.が主催するセミナーでは、「理念を動かす力・ブランド構築の真髄」をテーマに、保育園経営における理念と団体の「人格」形成がどのようにブランド構築に寄与するのかを探ります。
2025年1月17日、東京都新宿区で行われるこの無料セミナーに、同法人の理事長・迫田健太郎が講師として登壇します。彼は日本全国の保育園経営を手掛け、理念の浸透と法人の人格形成の重要性を訴えています。特に現在の保育業界が抱える課題、すなわち定員割れや職場環境の改善、質の担保といった要素に触れ、これらを乗り越えるために経営者自身が意識改革を行う必要があると提言しています。
ChaCha Children & Co.は「Education is Empathy」というビジョンを掲げており、これはより良い理解を通じて世界を変えるという理念によるものです。迫田は、この理念を実現させるために、「法人の人格」を育むことが最大のミッションであると強調しています。この人格は、法人全体が持つものであり、経営者や園長の個人的な特性に依存するものではないのです。このような法人の人格が、保護者や地域社会に対して信頼を築き、職員のロイヤリティにも影響を与えると多くの研究が示しています。
当日のセミナーでは、ゲストスピーカーとして社会福祉法人檸檬会の副理事長、青木一永氏も参加します。彼は法人運営における理念の役割と実務上の課題についての見識を共有します。また、スリール株式会社の代表取締役・堀江敦子氏が、働き方の意識を変えるコンサルティングの観点から、ChaChaの組織文化について論じる予定です。現場で理念をどのように浸透させ、法人としての効果を上げることができるのかについて、具体的な施策やその成果を迫田と保育者が解説します。
さらに、迫田自身がYouTubeで発信している脳腫瘍との闘病体験を通じて、現在の健康状態についても触れる予定です。これは参加者にとって、理念を感じるだけでなく、実際に行動に移す際の背中を押す力になるでしょう。
このセミナーは、保育園経営者が意識を改革し、法人の人格を磨く一助となることを目的としています。具体的には、「理念を行動に変える」、「法人の人格を育む」といったヒントが得られる場になることを期待しています。
2025年1月17日、場所は新宿コズミックスポーツセンターで、事前申込みブログから参加できます。人数は限定30席となっており、参加費は無料です。この機会にぜひ、保育業界の未来を考える一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。
なお、病状によりセミナーの中止の可能性もあるため、事前のご了承をお願い申し上げます。