心のケアの新提案
2023-02-06 11:00:01
心のケアを促進する新たな取り組み「休むためのチャイ」
ギフトから始まる心の支援
近年、精神的な理由での休職者数が増加している。その一因として、仕事におけるストレスの増加が挙げられており、特に20代から30代の若者においては半数以上が心の健康に影響を受けている。
この背景を受けて一般社団法人NIMO ALCAMOは、「休む」ことをテーマにした新たなギフトとして「Talk with _」というチャイを商品化しました。この取り組みは、心の健康を守るための一歩として、誰もが自分の気持ちを話せるきっかけを提供することを目指しています。
商品の特徴
1. ケアを意識したギフト
普段から「最近仕事が大変そう」と気にかけている誰かに、このチャイギフトを贈ることで、彼らに「休む時間」を与えることができます。さらに、この商品を手に取ることで、利用者は「余白の時間」を持ち、自分の気持ちを誰かと話すことができるという特別な機会を得られます。また、NIMO ALCAMOが主催する対話プログラムやカウンセリングサービスにも参加できる点が大きな利点です。
2. 実体験から生まれた商品開発
チャイの商品は、NIMO ALCAMOが実施する「しごとの間借りプロジェクト」という支援の一環として開発されました。このプログラムは、休職・離職者が4ヶ月間、週に1回のペースで仕事を経験できるグループ型の支援活動です。このプロジェクトは、参加者の経験を元に、新しい商品が誕生する過程をサポートしています。
3. リワークを支援する職場環境
チャイの製造を行う工房は、職場復帰を目指す人々が自分のペースで少しずつ働けるような「シフトフリー」の環境を準備中です。この春にはオープンを予定しており、より多くの過去の労働者が新たなスタートを切る手助けをすることを目指しています。
「しごとの間借りプロジェクト」とは
NIMO ALCAMOはコロナ禍により就労環境が大きく変化した中、休職中・離職中の方を対象に、空き店舗を利用し飲食店で実際に働くことを試す支援プログラムを2022年から実施しています。専門家のサポートを受けながら、自ら店舗を運営することで、様々な働き方を試行し、職場復帰の手助けとなることを目指しています。
特別トークイベントの開催
このプロジェクトのクラウドファンディングに合わせて、就労支援の専門家たちが参加するトークイベントも企画されています。参加者の体験を基に、どのような場が必要かをテーマに様々な意見を交換します。特に、若者就労支援の専門家が集まるこのイベントは、現状の問題点や今後の支援策について考える貴重な機会となることでしょう。
例えば、休職者166人を対象に行ったアンケート調査の結果を元に、今実際に困っていることを話し合う場も設けられています。これにより、支援が具体的にどう機能するのかを考える貴重な視点が提供される予定です。
おわりに
新商品「休むためのチャイ」を通じて、少しでも多くの方が心の健康を見つめ直すきっかけになることを願っています。この商品が「休むこと」の重要性を再認識させ、心のケアを促進する一助となれば幸いです。
会社情報
- 会社名
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一般社団法人NIMO ALCAMO
- 住所
- 大阪府大阪市東住吉区南田辺1-1-10nimoalcamo
- 電話番号
-
080-5700-1186