Skyland Venturesが東大発のAIスタートアップへ1.5億円追加出資

Skyland Venturesがロビンソン・コンサルティングに追加出資

東京都渋谷区に本社を構えるSkyland Ventures（SV）は、東京大学発のAIスタートアップである株式会社ロビンソン・コンサルティングに対し、1.5億円の追加出資を行ったことを発表しました。これにより、同社への投資額は累計で2億円を超えました。今回の追加投資は、前回の0.5億円の出資からわずか1ヶ月後に行われたもので、SVの木下慶彦CEOは「なお一層の成長が期待できる」とコメントしています。

ロビンソン・コンサルティングの事業内容

株式会社ロビンソン・コンサルティングは、製造業、建設業、物流業、SIerなどの大手企業を対象に、AIに関するコンサルティングビジネスを展開しています。具体的には以下の3つの領域に特化したサービスを提供しています：
1. 生成AIに基づくロードマップ支援サービス
2. AIおよび生成AIの受託開発（ディープラーニング、機械学習、ビッグデータ活用を含む）
3. 生成AI活用に特化した研修ワークショップ

これらの事業を通じて、ロビンソン・コンサルティングは、急速に変化するデジタル時代において、企業のAI導入を支援しています。

Skyland Venturesの投資方針

SVは「The Seed Maker.」をミッションに掲げ、国内外のスタートアップにシードマネーの提供を行うベンチャーキャピタルです。近年はWeb3や生成AI、メタバースなど新しいインターネットの領域にも積極的に投資を進めています。特に、既存産業をリプレイスするDX（デジタルトランスフォーメーション）スタートアップへの関心が高まっています。

今後の展望

今回の出資は、AI業界の成長を強く意識したものであり、ロビンソン・コンサルティングの荒々しい成長を後押しする狙いがあります。木下CEOは、「さらに荒波を起こせ！」との意気込みを示しており、今後の展開に大いに期待が寄せられています。AI技術が進化する中、企業はこの技術をどのように活用していくかがカギとなります。

このように、AIスタートアップへの追加出資は、新たなビジネスチャンスを模索する企業にとって、非常に重要なステップとなることでしょう。今後もロビンソン・コンサルティングの成長と、そのAI技術が多くの業界にどのような影響を与えるのか、注視していく必要があります。