船場の未来空間
2024-07-31 17:00:26

未来を見据えた空間づくりを実現する船場の挑戦

船場の挑戦:未来に優しい空間づくり



株式会社船場は、東京都港区に本社を構え、商業設計やコンサルティングを手掛けています。創業以来、同社は数多くの商業施設を開発してきた経験を生かし、旧大阪中央郵便局跡地を利用した商業施設「KITTE大阪」のプロジェクトに取り組んでいます。このプロジェクトでは、商業コンサルティングや環境デザイン、ネーミング、ロゴ制作、内装監理など、幅広い業務を担当。

大阪との繋がりを重視した商業空間



近年、大阪は関西国際空港から梅田への直通アクセスが整備され、2025年には大阪・関西万博が開催されることから、国際的な都市としての成長が期待されています。船場は、この時代の流れを踏まえ、地元の特性を活かした商業施設の開発に尽力してきました。このプロジェクトにおいて、船場は2019年にはコンペに勝ち取り、マーケット調査やMD計画、リーシングサポートを通じて地域の価値を高めるための施策を進めてきました。

「KITTE大阪」は、まだ知られていない日本の魅力を rediscovery する場所を目指し、特に2階には『Feel JAPAN Journey(ええもん にっぽん めぐり)』というエリアを設けています。このエリアでは各地の地域物産や観光情報を発信し、訪れる人々に日本の良さを再認識していただく場をつくり上げました。また、大阪の文化を発信する場として大阪初の大型アンテナショップや地域情報を発信するカフェ「@JP Cafe」も設置されています。

良さを発信するための環境デザイン



船場のプロジェクトでは、「日本の良さを発信する場所」をテーマに、内装デザインや環境計画も手掛け、その全体的なコンセプトを確立しました。『Feel JAPAN Journey』と名付けたブランドは、訪問者が文化や地域の魅力に触れる機会を生み出すことを目指しています。

商業施設の初期構想から施工までの一貫したサポートを行う船場は、陳列ケースの提供から始まり、1970年には業界の先駆けとしてSC綜合研究開発所を設立。以来、数々の大型商業施設の開発に携わってきた実績があります。

飲食・物販の多様な店舗が揃う



「KITTE大阪」では、地下1階から6階にかけてさまざまな飲食・物販・サービスが展開され、来館者は多彩な体験を通じて好奇心を刺激されることを期待されています。それぞれのフロアに設けられた店舗は、地域の特性を反映しながら来訪者同士の交流を促進します。

船場の未来へのビジョン



2021年には、企業のビジョンを「Good Ethical Company」と掲げ、未来にやさしい空間の実現を目指したエシカルデザインを推進しています。船場は、人や地域社会、環境への配慮を大事にしながら、プロジェクトを進行しています。商業施設の設計や施工はただの仕事ではなく、地域とのつながりや未来を見据えた価値の創出に向けての重要な取り組みなのです。

船場が手掛けた商業施設の多くは、日本の魅力を世界に発信するための拠点となっており、今後もエシカルで未来志向の空間づくりを加速させていくでしょう。大阪の豊かな文化や歴史を生かした新たな商業施設の開発は、地域の活性化に大いに寄与することでしょう。

最後に



「KITTE大阪」は、2024年7月31日にグランドオープンを予定しており、多くの人々が訪れることが予想されます。このプロジェクトにより、大阪はもちろん、日本全体が新たな地域価値を見出し、発信していく場として期待されることでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社船場
住所
東京都港区芝浦1-2-3シーバンスS館9F
電話番号
03-6865-1008

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