エクセディのAMRロボット『Neibo』がLIXIL物流センターで本格稼働
株式会社エクセディが開発した自律走行搬送ロボット『Neibo パワフルロボット』が、株式会社LIXIL物流の関東物流センターにおいて実際に稼働を開始しました。この導入により、フォークリフト2台分の削減に成功し、さらに半年間の稼働期間を経て事故や故障ゼロを実現しています。これからの業務効率化のカギを握る『Neibo』の詳細と、その導入背景について深掘りしていきます。
1. 導入の背景:作業現場の変革
関東物流センターは住宅用サッシや玄関ドアなど、LIXILの商品を関東甲信越地域へ届ける重要な拠点です。この大規模な倉庫では、最大6メートルにもなる長い製品を扱っており、一般的にはフォークリフトを使った搬送が行われていますが、その際には専門的な資格が必要です。近年は、運転手の確保や作業の属人化が課題となり、未来の労働力不足が懸念されていました。
さらに、荷物を搬送した後に空のフォークリフトが戻る「空走」の無駄をなくし、作業全体の効率を向上させることが急務でした。そこで、エクセディの『Neibo』が導入されることになりました。
2. 導入の決め手:『Neibo』の選択
LIXIL物流がAMRロボットを導入する際、最も重視した点は「安全性」です。『Neibo』は人や他のフォークリフトを的確に認識し、迅速に停止・回避できる高精度な機能を備えています。また、重量物を搬送できるパワーと、床工事なしで段差をクリアできる優れた走破性も必要条件として求められていました。
最終的に数社の製品を比較した結果、『Neibo』がその条件を満たし、現場のニーズにも柔軟に応えられる仕様に優れていたため、2台の導入が決定されました。さらに、プログラム経験のないスタッフでも直感的に操作できる標準アプリの存在も評価され、センター長は「『Neibo』以外の選択肢はありませんでした」とその魅力を語っています。
3. 『Neibo』への評価
導入後から半年が経過した現在、現場からの評価も高まり続けています。特に『Neibo』の耐久性が評価されており、事故や人、棚、荷物への接触は一度も発生していません。また、夏の高温環境でも安定した稼働を見せ、故障ゼロを達成しています。
4. LIXIL物流のさらなる展開
今後、LIXIL物流ではさらに4台の『Neibo』の追加導入を計画しています。最終的には合計6台を導入し、フォークリフト数十台の削減を目指しています。また、この成功モデルを九州や岡山など他の拠点に展開することを検討しており、倉庫管理システム(WMS)との連携にも期待が寄せられています。
5. コメント:関東物流センター センター長の思い
関東物流センターのセンター長である大柴様は、初めてのデモを見た際「本当に重いものを運べるのか」と半信半疑だったものの、『Neibo』が実際にスムーズに稼働する様子を見て性能に確信を持ったと語ります。また、故障や事故ゼロという結果には驚きを隠せないとのこと。現場からは「搬送が自動化されて作業が楽になった」という声も多く、次の導入場所に期待が寄せられています。
まとめ
エクセディのAMRロボット『Neibo』は、LIXIL物流における業務の効率化と安全性を高める重要な役割を果たしています。今後のさらなる展開に注目が集まっています。