戦後80年を迎えた日本の童話作家あまんきみこの魅力を特集したMOE最新号

戦後80年の節目に特集されたあまんきみこ

株式会社白泉社が2025年8月1日に発売した月刊MOEの最新号には、童話作家としての名声を誇るあまんきみこ氏が巻頭特集で登場します。今回の特集は、戦後80年という重要な節目を迎えた日本における彼女の作品を通じて平和の重要性を再認識することを目的としています。

あまんきみこの業績

あまんきみこ氏は、日本を代表する童話作家として知られています。その作品は、幼いころの思い出や戦争の影響を受けた世代の心に深く響くものが多く、『ちいちゃんのかげおくり』はその中でも特に有名です。この物語では、戦火の中で小さな女の子の命が空に消える様子が描かれています。

特集では、93歳のあまんきみこ氏によるロングインタビューも掲載。彼女の幼少期、戦争の経験、絵本に込めた思いについて話を聞くことができます。特に、彼女がどのようにして平和を願う作品を生み出してきたのかは、多くの読者にとって思考を促す内容となっています。

特別ふろくと魅力的な内容

さらに、特別ふろくとして「車のいろは空のいろ」のクリアファイルが付属。北田卓史氏が描いた名場面がデザインされています。このファイルは、あまんきみこ氏の作品の魅力をひも解くアイテムとして、ファンにはたまらない一品です。

同号では、連載記事や人気作家のコラボも楽しめます。ヒグチユウコによる「いじわるねこ」の続編や、ステイシー・ウォードの新刊書籍『英国菓子のおはなし』の紹介もあり、内容が盛りだくさんです。特に、絵童話の話題作が続々と登場する中で、みやこしあきこと阿部結、しおたにまみこらによるクロストークも見逃せません。