セスタンテが引き継ぐスペインジュエリーの伝統
2026年1月15日、株式会社セスタンテはスペインの老舗ジュエリーブランド「JOAQUIN BERAO(ホアキン・べラオ)」のブランド権利及び生産体制を取得し、その事業を承継したことを発表しました。この新たな取り組みは、伝統を守りながらも革新的なアプローチでブランドの再構築を目指す重要なステップです。
JOAQUIN BERAOの歴史と魅力
ホアキン・べラオ氏は1970年にスペイン・イビザ島で初のコレクションを発表し、1981年にはマドリッドにブランドを法人化させ、以来50年以上にわたり、アーティスティックでコンテンポラリーなジュエリーを生み出しています。日本市場でも1990年からの展開があり、多くの著名人にも愛されてきました。2026年には、デザイナーの敬愛するイサム・ノグチにオマージュを捧げた「ISAMU Collection」を発表予定です。
事業承継の背景と目的
今回の事業承継により、セスタンテはスペイン・マドリッドに新たに設立した子会社SEJB JEWELRY, S.L.を通じて、ホアキン・べラオのデザインや生産機能を引き継ぐことになります。これにより、スペインのものづくり文化を尊重しながら、ブランドの持続可能な成長を促進する体制が整います。特に、クラフツマンシップを重視する姿勢が強調されています。
リブランディングと顧客との関係構築
今後の展開として、直営店を閉鎖し、サロン形式のスぺースへと転換する計画が発表されました。これにより、商品を販売するだけではなく、ブランドの哲学やクラフツマンシップを来店者と共有し、深く体感してもらえる場を創出します。
また、マドリッドの工房を生産拠点とし、原点である手仕事の価値を守り続けながら、持続可能な生産体制の構築を目指します。これにより次世代へとつながるものづくりの基盤を確立するとしています。
国際市場への戦略
販売体制については、スペインを起点にヨーロッパや日本、中国、北米市場を見据えた戦略を進めるとのことです。特に日本市場では、2026年11月に伊勢丹新宿店に新店舗をオープン予定であり、ここを日本における新たな展開拠点として位置づけています。ブランドの世界観や魅力を発信し、顧客との継続的な関係を深めていく予定です。
未来への展望
セスタンテはスペインブランドの特徴を生かし、クラフツマンシップを重視しながらも、時代に適応した進化を続け、国境を超えてさらなる愛されるジュエリーブランドを目指していきます。ホアキン・べラオの魅力と伝統を受け継ぎながら、新たなステージへと向けた挑戦が始まります。これからの展開に目が離せません。