医療データを展開するTOPPAN
2024-10-02 20:53:32

TOPPANホールディングスが日本薬剤疫学会と臨床疫学会に出展、最新医療データ分析を紹介

TOPPANホールディングスが学会に出展



TOPPANホールディングス株式会社は、2024年に予定されている「第29回日本薬剤疫学会」と「日本臨床疫学会第7回年次学術大会」に出展します。本イベントは、それぞれ東京大学と早稲田大学で開催され、多くの臨床医やアカデミア、製薬企業が集まり、医療データの現状と未来についての議論が交わされます。TOPPANは、「DATuM IDEAⓇ」という医療情報分析サービスを中心にデモンストレーションと展示を行います。

「第29回日本薬剤疫学会」と「日本臨床疫学会第7回年次学術大会」



日本薬剤疫学会は、医薬品に関連する研究者が集まる国際的な学術大会であり、TOPPANホールディングスにとっては初めての参加となります。一方、日本臨床疫学会第7回年次学術大会には昨年に続き2回目の参加となります。これらの学会は、医療データベースの発展を目指し、医療現場からのリアルワールドデータ(RWD)を活用するための重要な場です。

医療情報分析サービス「DATuM IDEAⓇ」



「DATuM IDEAⓇ」は、匿名加工された医療現場からのデータを基にした情報分析サービスであり、特にがんや希少疾患に関連した治療データが含まれています。このデータベースは、国立病院機構から提供された電子カルテデータを中心に構築されており、医療機関や製薬会社など、様々な業界での活用が期待されています。

TOPPANは、こうしたデータをWebツールサービスや解析レポートサービスなどの形で提供し、医療機関や製薬企業における専門的な研究を支援しています。さらに、他の医療データと連携し、患者の疾病認識から診断、治療までの流れを明らかにする統合データベースの構築を目指しています。

ランチタイムセミナーの開催



「日本臨床疫学会第7回年次学術大会」にあたる11月2日には、TOPPANが主催するランチタイムセミナーも予定されています。このセミナーでは、がん領域における電子カルテデータと医科レセプトデータ(診療報酬明細書)の連結についての可能性を探ります。また、次世代医療基盤法に基づくデータ解析の知見や課題についても議論されます。

セミナーの詳細



  • - 演題: ヘルスビッグデータと機械学習 ~電子カルテデータとレセプトデータ連結による可能性~
  • - 日時: 2024年11月2日(土) 12:00~13:00
  • - 会場: 早稲田大学国際会議場「アカデミックシアター」
  • - 座長: 倉田 宝保教授(関西医科大学)
  • - 演者: 小久保 欣哉教授(二松学舎大学)

未来への展望



TOPPANホールディングスは、これらのイベントを通じて医療データの重要性を広め、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを進めています。ヘルスケア分野のデータ分析サービスは、患者の健康寿命を延ばし、より効率的な創薬に寄与することが期待されています。これらの活動は、医療の未来を形作る一助となるでしょう。

公式サイトもぜひご覧ください: DATuM IDEAⓇ

  • ---


画像1

会社情報

会社名
TOPPANホールディングス株式会社
住所
東京都文京区水道1-3-3
電話番号

トピックス(IT)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。