いよぎんホールディングスが新たに「AX戦略室」を設立しCVCファンドを始動

いよぎんホールディングスが新たな戦略を発表



株式会社いよぎんホールディングスが、新たなコーポレート・ベンチャー・キャピタルファンド(CVCファンド)の設立を発表し、その運営を担う「AX戦略室」を営業企画部に新設すると発表しました。この新しい取り組みは、地域経済の活性化や新たなビジネスの創出を目指しており、特にスタートアップ企業との協業や連携を重視しています。

AX戦略室の設立背景



この新設された「AX戦略室」は、2025年8月1日に活動を開始します。いよぎんホールディングスは、これまでのビジネスモデルに加えて、インオーガニックな投資戦略を推進することで、組織の成長を加速しようとしています。さらに、スタートアップ企業との連携を強化し、新たなテクノロジーやサービスが持つ潜在能力を活用することで、地域課題の解決を図ります。

CVCファンドの概要



設立するCVCファンドの名称は「IHD STRATEGY FUND」で、出資総額は20億円です。主な出資者は株式会社伊予銀行で、19.5億円を出資します。また、いよぎんキャピタル株式会社が0.5億円の出資を行う形となります。設立日と存続期間は2025年8月1日から2035年12月31日までです。

このCVCファンドは、特に地域経済の活性化や新たなテクノロジーを持つスタートアップ企業への投資を行い、協業や連携を通じて金融・非金融サービスの高度化を目指します。つまり、銀行業務だけでなく、他の分野でも新しい価値を生み出すことが期待されています。

期待される成果



いよぎんホールディングスのこの新しい取り組みは、地域経済にとって大きな意味を持つでしょう。スタートアップ企業との結びつきを強めることで、業界全体の活性化が図られ、地域の課題解決にもつながる可能性があります。また、CVCファンドを通じて得られる技術やノウハウを基に、既存ビジネスのサービスレベルも向上させることが期待されています。

さいごに



今後、いよぎんホールディングスがどのような企業と連携し、どのようなビジネスを生み出していくのかに注目です。新しい挑戦に満ちた「AX戦略室」及びCVCファンドが、地域経済のさらなる発展に寄与することを期待しましょう。

会社情報

会社名
株式会社伊予銀行
住所
愛媛県松山市南堀端町1番地
電話番号
089-907-1011

トピックス(経済)

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