甲州ワインの魅力
2024-03-08 13:58:51
甲州ワインと和食の新しい出会いが生むグローバリゼーションの夢
甲州ワインと和食の新しい出会いが生むグローバリゼーションの夢
山梨県の勝沼に位置するワイナリーの代表、有賀雄二氏が「甲州ワイン」にかける思いを語ります。彼の考えでは、「甲州ワイン」はワインのフラッグシップとして、和食との相性を強調することが重要です。International、またはグローバルな視点から見ると、これは新しい可能性を秘めています。
「GI Yamanashi」の意義
有賀氏は、山梨のワインにとって「GI Yamanashi」の指定を受けた意義を強調します。「GI」とは地理的表示で、これはフランスのボルドーやブルゴーニュといった伝統的なワイン産地でも用いられています。日本国内ではまだ認知が低いものの、海外市場での信頼性は高く、特に輸出を考えると、この表示がワイン産業の未来にはプラスに作用すると話しています。
甲州ワインの魅力と歴史
「甲州」は1300年前、中央アジアのコーカサス地方から日本に伝わったぶどうの品種です。有賀氏は、最近のDNA鑑定によって「甲州」のルーツが証明されたことを喜び、「甲州ワイン」として作り続けていることの誇りを感じています。日本独自の、この親しみやすい味わいは、世界に向けて発信する価値があります。
従来の評価からの脱却
「甲州ワイン」はかつて、淡泊であるとされることが多く、和食とのマリアージュに苦労しました。しかし1985年のシュール・リー製法の革命により、辛口でありながらもしっかりとした味わいが実現され、今では辛口から甘口まで多彩なバリエーションが揃っています。これは料理との相性を楽しむ上でとても重要なポイントです。
和食との相性
一般的に、料理とワインの相性では生ものに注意が必要です。「甲州ワイン」はその鉄分が少ないため、生ものと合わせても生臭さが気にならない特性があります。この特性が、和食の繊細な味わいを引き立てるのです。多くの人に「和食には甲州ワインが最適である」と知ってもらうことが、有賀氏の夢です。
イベントの案内
2024年3月22日、東京マリオットホテルにて、「GI山梨ワイン10周年記念イベント」が開催されます。このイベントには飲食業関係者や報道関係者が対象で、ワインと和食のマリアージュについてのパネルディスカッションや、試飲交流会が行われる予定です。
参加希望者は、参加申込が必要ですので、詳細は専用応募フォームを確認してください。
まとめ
「甲州ワイン」は山梨のフラッグシップであり、和食との新しい楽しみ方を提案します。グローバルな視点で、和食とワインの素晴らしいコラボレーションを広めていくことが、これからのワイン産業にとっての大きなチャレンジです。これからの展開に期待が高まります。
会社情報
- 会社名
-
株式会社ケィビープランニングインターナショナル
- 住所
- 東京都渋谷区恵比寿西1-12-5KB`sアーチ2
- 電話番号
-
03-5784-2227