インドネシア労働省に導入された「MiiTel Phone」
株式会社RevCommが開発した電話解析AI「MiiTel Phone」が、インドネシアの労働省に導入されたことが発表されました。これにより、同省が実施する独立支援プログラムおよび雇用機会拡大プログラムにおいて、公共サービスの質を高めるための強力なツールとして利用されます。
「MiiTel Phone」の導入は、インドネシア労働省が求職者とのコミュニケーションを円滑に行うための新たな一歩です。このAIにより、応募者からの問い合わせにスピーディに応じることが可能になり、これまでのコミュニケーションの質を一段と向上させることが期待されています。
「MiiTel Phone」の機能
電話解析AI「MiiTel Phone」は、自動的に通話内容を録音し、文字起こし、要約、音声解析、さらには感情解析を行います。これにより、労働省はプログラムに対するニーズを的確に把握・分析することができ、より発展的なサービスの提供につながります。
特に起業家支援プログラムでは、起業に興味を持つ求職者たちに対し、大学や専門家による指導が行われ、資本提供を通じて新たな雇用機会を生み出すことを目的としています。また、地域経済を活性化させるための施策も進められ、労働集中プログラムが実施されます。これにより、地域の雇用機会の充実を図りながら、労働省は2024年に44,000人の支援プログラムを行う計画を明らかにしています。
これまでの成果
今回の「MiiTel Phone」の導入は、10月にインドネシア社会保険庁において成功裡に導入された実績に続くものであり、国家の医療保険制度や公共サービスの向上に向けた取り組みとして評価されています。
代表取締役 會田武史のコメント
「インドネシア労働省への導入は私たちにとって非常に喜ばしい出来事です。MiiTelシリーズのプロダクトが日本の自治体でも役立っており、その成果がインドネシアにも広がっていくことを嬉しく思います。これからも、より多くのデータを活用し、効率的な社会を実現するための支援を続けてまいります。」
株式会社RevCommの取り組み
RevCommは「人が人を想う社会の実現」を理念に掲げ、AIと音声技術を用いてコミュニケーションの課題を解決する企業です。医療や公共サービスを対象に、様々なプロダクトを通じて価値の創出に励んでいます。これからも「コミュニケーションの再発明」を目指し、世界中でのさらなる展開を図っていくことでしょう。
今後の展開に期待が寄せられる「MiiTel Phone」。インドネシアでの成果を受け、他の国や地域でもその導入が広がっていくことを願っています。