ノキア、教育機関を支援
2015-08-26 14:00:04

ノキア、教育機関へLTEタブレット提供で人材育成支援!千葉工業大学と日本電子専門学校で実践

ノキア、教育機関にLTEタブレット提供で人材育成を支援



2015年、ノキアは日本の教育機関である千葉工業大学と日本電子専門学校に、LTE対応タブレットを複数台提供しました。この取り組みは、グローバル社会で活躍できる人材、特にITエンジニアの育成を目的としています。ソフトバンクの協力も得て、4者連携による画期的な教育支援プログラムとして注目を集めました。

千葉工業大学での活用



千葉工業大学では、既にWi-Fi版タブレットを導入し教育に活用していましたが、LTE対応タブレットの導入により、学外での活動が飛躍的に向上しました。大学院生は、「地域との協働」をテーマに、地域課題の解決に取り組んでいます。具体的には、地域掲示板の有効活用や、近隣の防災マップ整備のためのフィールドサーベイなどを実施。LTE接続により、場所を選ばずデータ収集や情報共有が可能になり、効率的な活動に繋がっています。さらに、eラーニング教材の開発にも活用することで、学習機会の拡大にも貢献しています。

日本電子専門学校での活用



日本電子専門学校では、各学科の学生が1人1台タブレットを使用。アプリ開発、CG・アニメーション制作、Webデザインなどの実践的な授業で活用されています。学内外を問わず制作・開発作業が行えるようになり、学生の学習環境が格段に向上。文部科学大臣認定「職業実践専門課程」の要件を満たす実践的な教育にも貢献し、即戦力となる人材育成に繋がっています。

4者連携による取り組み



このプロジェクトは、ノキア、ソフトバンク、千葉工業大学、日本電子専門学校の4者連携により実現しました。ノキアは、創業150周年を機に情報通信技術を活用した教育支援をグローバルに展開しており、この取り組みはその一環です。ソフトバンクは、タブレットの有効活用のためのサポートを提供しています。両大学は、最新の技術を活用した教育環境の整備に積極的で、このプロジェクトへの参加に強い意欲を示しました。

今後の展開



4者は、タブレットを活用した学習支援にとどまらず、グローバル人材育成に貢献していく方針です。ソフトバンクやノキアネットワークスの第一線で活躍するエンジニアによる特別講座や、教員・学生との意見交換会などを開催し、学生のスキルアップとキャリア形成を支援する予定です。

各機関のコメント



各機関の代表者は、このプロジェクトへの期待と謝意を表明しました。千葉工業大学理事長は、地域貢献活動への大きな力になるとし、日本電子専門学校校長は、優秀な人材育成に繋がるとして期待を述べています。ソフトバンクは、タブレットの有効活用に向けたサポートを約束し、ノキアは、日本社会の発展への継続的な貢献を誓っています。

各機関概要



千葉工業大学: 千葉県習志野市に位置する大学。工学部、情報科学部、社会システム科学部を擁し、最先端の研究と地域連携に力を入れています。

日本電子専門学校: 東京都新宿区にある専門学校。アニメ、CG、ゲーム、デザイン、IT、電気・電子分野など幅広い学科を設け、実践的な教育を提供しています。

ノキア: グローバルに展開する通信機器メーカー。モバイルブロードバンドインフラ、ソフトウェア、サービスを提供し、5Gなどの次世代技術にも注力しています。

このプロジェクトは、企業と教育機関の連携による効果的な人材育成モデルとして、今後の教育界に大きな影響を与える可能性を秘めています。

会社情報

会社名
学校法人電子学園
住所
東京都新宿区百人町1-25-4
電話番号
03-3363-2985

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