世界の「しかけ絵本」を日本へ届ける新レーベル「lilla cirkus」1
日販アイ・ピー・エス株式会社が新たに設立したレーベル「lilla cirkus(リラ・シルクス)」が2024年8月13日から始動します。国境を越えた感動を提供するこのプロジェクトは、特に“しかけ絵本”の日本語版にフォーカスしており、読者に新たな楽しみをもたらすことを目的としています。
「lilla cirkus」とは?
「lilla cirkus」はスウェーデン語で「小さなサーカス」を意味し、子どもたちにまるでサーカスにいるかのようなワクワク感を提供したいという思いが込められています。これまで54カ国で愛されてきた作品を手に取ることで、子どもたちは冒険心を膨らませ、新たな視点を得ることができるでしょう。
このレーベルでは、海外の出版社が手掛けるオリジナリティあふれる“しかけ絵本”を厳選し、高い品質を追求した翻訳版を提供することを信念としています。編集部は、原作の雰囲気やリズム感を損なうことなく、子どもたちが楽しめる読みやすさを実現します。
編集長ロディーネル アンナの思い
レーベルの編集長であるロディーネル アンナは、川崎市で生まれ、東京で育ちました。スウェーデン人の父と日本人の母を持つ彼女は、多文化に触れる環境で育まれた感性を生かし“しかけ絵本”の魅力を広める役割を担っています。趣味は読書やお菓子作りで、好きな絵本や動物についても親しみを感じています。
特別なロゴの由来
新レーベルのシンボルでもあるロゴのシロクマは、サーカスの支配人という役割を担っています。しっかり者ではあるものの、少しおっちょこちょいな性格で、そんな彼の姿が親しみを感じさせます。趣味はサーカスの備品点検と世界各国の絵本を集めること。彼自身がいつか絵本を出版する夢を抱いているのかは、本人のみぞ知る秘密です。
新刊の展望
第一弾として到着するあたらしい“しかけ絵本”は、今冬に発売される予定です。世界中から選ばれた名作が日本語版でどのように蘇るのか、楽しみでなりません。これらの作品を通じて、子どもたちが新たな世界を発見し、未来に対する夢を膨らませてほしいとの願いが込められています。
会社概要
日販アイ・ピー・エスは、日販グループホールディングスの一員として、出版流通代行事業を主な業務として行っています。「人と文化のつながりを大切にし、すべての人の心に豊かさを届ける」という理念のもと、世界の良質な商品を提供してきました。新たに「lilla cirkus」を立ち上げ、さらなる挑戦を続ける姿勢は、多くの人々に勇気と感動を与えてくれることでしょう。
未来への挑戦
「lilla cirkus」は、ただの絵本レーベルではありません。世界中の子どもたちが結びつく場所であり、文化交流の架け橋となることを目指しています。このレーベルがもたらす新しい物語が、未来の世代にどのような影響を与えるのか、注目が集まります。