熊本ヴォルターズと株式会社NextStairsの実証調査
株式会社NextStairsとB.LEAGUEの熊本ヴォルターズが、スポンサー広告の価値を定量化する実証調査を行うことが発表されました。この調査の目的は、プロスポーツチームやイベント主催者が抱える広告の価値測定の難しさを解消することにあります。
調査の背景
プロスポーツにおいては、観客の注目を集めるために広告が設置されていますが、その効果や価値を明確に定量化することは非常に難しいとされています。特に、どの広告が観客の目に留まるのか、どれだけの注意が向けられているのかを測ることは、マーケティングにおいて重要な要素です。今回の調査により、スポンサー企業とスポーツ事業者の間で広告の価値が適切に認識され、マーケティング戦略に活用できる社会の実現を目指します。
調査の詳細
調査は、2025年1月27日から31日までの期間に行われます。主な目的は、熊本ヴォルターズの試合に訪れる観戦者を対象に、会場内外に設置している広告看板に対する認知度や、視線の動きを分析することです。具体的には、2025年1月25日と26日の試合に合わせて、457件のオンラインアンケートを実施します。
株式会社NextStairsはこの調査の全体設計とデータ分析を担い、熊本ヴォルターズがオンラインアンケートを行う役割を果たします。
調査の意義
この調査の結果は、スポーツチームの演出やインフラの改善に向けた指針となることが期待されています。しかし、調査が会員登録者を対象としていることから、一般観客の傾向や興味を把握するためには、今後より広範な市場調査が必要となるでしょう。
熊本ヴォルターズについて
「熊本ヴォルターズ」は、2012年9月に設立されたプロバスケットボールチームで、熊本県の地域密着型の活動を展開しています。2016年に男子プロバスケットボールリーグ「B.LEAGUE」に加盟し、地域との交流を大切にすると同時に、バスケットボール教室や地域イベントへの参加も行っています。運営会社は熊本バスケットボール株式会社で、代表は湯之上 聡氏です。
サイトは
こちらです。
NextStairsの企業理念
株式会社NextStairsは、「インサイトを通じて、あらゆるスポーツの価値を高める」ことをミッションに掲げ、AIやテクノロジーを活用したデータ分析を通じて、スポーツチームが抱えるさまざまな課題を解決しています。これにより、より多くの人々がスポーツの価値を実感し、楽しむことができる社会を目指しています。公式サイトは
こちらです。
今回は、熊本ヴォルターズとNextStairsの取り組みを通じて、広告の価値がどのように測定され、スポーツにどのように還元されるのか、そのプロセスを見守りたいと思います。