日本ティーマックスソフトと旭川保健医療情報センターが協業、健診システムを強化
日本ティーマックスソフト株式会社(TmaxSoft)は、旭川市の第三セクターである株式会社旭川保健医療情報センター(AHMIC)と戦略的な協業を開始しました。この協業の目的は、AHMICが提供している健診システム「MeXam(めざめ)」に、TmaxSoftのリレーショナル・データベース管理システム(RDBMS)「Tibero(ティベロ)」を採用し、健診業務の効率化と拡充を図ることです。
健診システム「MeXam」は、受診者の管理から予約、受付、結果処理、請求、入金管理まで、健診業務を総合的に支えるシステムです。法定健診や特殊健診、各種がん検診に対応し、導入先の医療機関での利用が進んでいます。特に、個人健診や事業所健診に加え、協会管掌健診の請求処理も万全に行える点が評価されています。
日本ティーマックスソフトの「Tibero」は、その高い互換性と性能により、既存のデータベースからの移行が容易です。AHMICは、今後中小規模の医療機関へも導入を拡大するため、これを機に「MeXam」のTibero対応版を整備しました。これは、医療機関業務の効率化のみならず、ユーザーのニーズに柔軟に対応できる体制作りに寄与します。
この協業が持つ重要性は、単なるシステムの統合に留まりません。AHMICは、「MeXam」を通じて健診業務をトータルサポートし、業務の一貫性を高めていく方針です。特に、ユーザーの予算に適した柔軟な価格設定を維持しながら、北海道のみならず全国規模での市場拡大を視野に入れています。
TmaxSoftの技術協力により、以前のデータベース使用時と同等の性能を確保し、最適な環境でのシステム運用が可能になります。これを受けて、AHMICは地域保健や医療の情報システムにさらなる貢献をするため、新たなチャレンジを進めています。
日本ティーマックスソフトは2000年に設立され、データベース「Tibero」をはじめ、様々なミドルウェアやソリューションを提供する企業です。今回の協業は、彼らの技術力を活かした地域医療システムの発展につながることが期待されています。AHMICは、住民の健康を守るため、先進的なシステムを継続的に提供し、保健医療福祉分野での利便性向上を図る所存です。
会社情報
- 会社名
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日本ティーマックスソフト株式会社
- 住所
- 東京都港区芝公園2-3-6PMO浜松町II 8F
- 電話番号
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03-6403-1540