リネットジャパン、小型家電リサイクル法の認定事業者第1号に！エリアを広げる宅配便回収サービス

リネットジャパンが小型家電リサイクル法の認定事業者第1号に

リネットジャパン株式会社（愛知県大府市）は、宅配便を利用した小型家電の回収サービスを2023年12月20日より岐阜県と三重県に拡大することを発表しました。また、これに合わせて一部のサービス内容や公式ウェブサイトもリニューアルされています。

この小型家電リサイクル法は、小型家電に含まれるレアメタルなどの貴重な資源を有効活用するため、2013年4月に施行されました。日本国内では年間で65万トン以上の小型家電が廃棄され、その中に28万トンの有用な金属が含まれているとされています。これが経済的には844億円にも及ぶ資源の無駄遣いとされています。この法律に基づき、リネットジャパンは経済産業省と環境省からの認定を受け、全国での唯一の認定事業者となりました。

この度の岐阜県と三重県へのサービス拡大では、既に提供を開始している愛知県全域（離島を除く）と連携し、多くの自治体と協力して進められます。今後も全国の自治体との連携を進め、宅配便回収サービスのエリアを拡大していく予定です。

新たな発送用ダンボールサービスの導入

サービスエリアの拡大に合わせ、発送用ダンボールを事前に送付する新サービスも開始されます。利用者は、ダンボールが手元にない場合でも1箱350円（税抜）で注文が可能です。これにより、手軽に小型家電の回収サービスを利用することができるようになります。

そのサービス提供プロセスは非常にシンプルです。ネット上から申し込むことができ、顧客の希望する日時に佐川急便が自宅を訪問し、回収を行います。最短で翌日の回収も可能で、特に休日には多くの利用が期待されています。料金体系は1箱880円（税抜）で、何点入れても同一価格が適用されます。

データ消去サービスも充実

また、自宅からの回収に加え、データ消去ソフトの無料提供やオプションで消去証明書を発行できるサービスも用意されており、安心して不用品を手放すことができるようになっています。対象になるのはパソコンや携帯電話、家庭用電化製品など、およそ400品目以上です。

小型家電の潜在力とは

日本は世界に類を見ないほど多くの小型家電を抱えており、それに含まれる資源は「都市鉱山」とも称されるほどです。全世界の金の埋蔵量の16％、銀の埋蔵量の22％が国内に存在すると推定されています。これを適切に再資源化することで、環境への負荷を軽減しながら、持続可能な社会の実現にも寄与できるのです。

リネットジャパンについて

リネットジャパン株式会社は、2013年3月に事業を開始し、宅配便を活用した小型家電のリサイクル・リユース事業を展開しています。2014年には小型家電リサイクル法に基づく事業計画の認定を取得し、今日に至ります。今後も持続可能な社会の形成に寄与するべく、さらなるサービス拡充を目指しています。

詳細はリネットジャパンの公式ウェブサイト（リネットジャパンWeb）をチェックしてください。