日本人の海外渡航実態調査
最近の調査によると、近年日本人の海外渡航が身近になっていますが、それでも現地での言葉や通信、といった面での不安は根強いことが明らかになりました。この調査では、全国の20歳から59歳の男女1万人を対象に、過去10年間の渡航経験について尋ねました。
渡航経験者は全体の25.8%
今回の調査にて、約4人に1人である25.8%の人が過去10年以内に海外に渡航した経験があることが分かりました。逆に74.2%の人が渡航経験がないと回答しており、海外旅行がますます身近になっているとはいえ、多くの日本人にとっては依然特別な体験であることが示されました。
人気の渡航先とその理由
さらに調査を進めたところ、渡航先としては「韓国」「アメリカ」「台湾」がトップに名を連ねました。旅行者は比較的アクセスが良い地域を選ぶ傾向が見られ、以下のような割合が浮かび上がりました。
- - 韓国:30.6%
- - アメリカ:29.0%
- - 台湾:27.0%
- - ハワイ:26.2%
主にアジア圏が上位を占め、距離やアクセスの良さ、そして旅行スタイルに応じて選ばれていることが分かりました。もちろん、ヨーロッパなどでも一定数の渡航経験者がいることから、国による偏りはそれほどないことも明らかになりました。
海外旅行の目的は観光が中心
この調査の結果、海外渡航の目的を知ることもできました。81.7%が「観光・レジャー」を理由に訪れていると回答しており、主に仕事や家族訪問などの特別な事情よりも、休暇を利用した旅が主流であることが分かります。一部の回答者からは、推し活動やサークル活動、結婚式出席、物資輸送など多様な目的が寄せられました。このように、海外旅行はライフスタイルに影響を受けた多様な理由で行われていることが分かります。
海外旅行でのトラブル実体
しかし、渡航中に困ったことについても言及しなければなりません。この調査では、最も多くの人が「言葉」での問題を抱えていると回答しました。具体的には、43.0%の人が言語の壁に直面していると感じており、次いで「通信」や「支払い」の問題も挙げられました。以下は困ったことの割合です。
- - 言葉:43.0%
- - 支払い(現金/カード/チップ):23.5%
- - 通信(ネットが遅い/つながらない):17.9%
このデータから、現地の言語や通信環境に不安を抱く人が多いことが伺え、これが海外渡航に対する漠然とした不安の一因であることが示されています。
海外渡航時のネット環境確保
海外渡航時のインターネット環境については、「レンタルWiFi」が最も多く34.7%が利用しました。この背景には、現地での安定した通信を重視する日本人の意識が伺えます。一方で、キャリアの海外ローミングやeSIM、さらには公共WiFiを利用するケースも多くみられ、それぞれの旅行スタイルに合った形で通信手段が選ばれていることが分かります。ですので、旅行前に事前準備をする重要性が高まってきているのも実情です。
まとめ: 海外旅は身近に、けれど不安も伴う
今回の調査から、海外渡航が身近になった一方で、言語や通信、支払いなどの面での課題が依然として存在することが分かりました。特に通信環境に関しては、安定したWiFi環境を確保することが旅行の質を向上させるために重要といえるでしょう。
海外旅行がより身近になる中で、行けるかどうかというだけでなく、現地での安心感が抱けるかどうかが今後ますます重要になると考えられます。事前の準備や情報提供によって、旅行の満足度が大いに向上すると期待されます。