AI電子カルテの革新
2025-12-15 07:19:25

医療業界に革命をもたらす!新しいAI電子カルテ「PrimeKarteAIR」の誕生

医療業界に革命をもたらすAI電子カルテ "PrimeKarteAIR"



株式会社SBS情報システムが新たに開発した「PrimeKarteAIR(AI Recorde)」は、医療現場の業務効率を格段に向上させることを目的とした革新的な電子カルテ連携機能です。このシステムは、生成AIを駆使しており、診療業務にかかる時間的負担を軽減する役割を果たします。2025年度中には、静岡県焼津市にある焼津市立総合病院でトライアル運用が開始される予定です。

開発背景と目的


医療機関においては、文書作成が業務の中で非常に大きな時間を占めています。これを解消するために、SBS情報システムは「PrimeKarte」という電子カルテシステムと連携した「PrimeKarteAIR」を開発しました。この新システムは、高度な生成AI技術を利用して、診療録の要約や文書の下書き作成を支援し、医療従事者が患者との向き合う時間を増やすことを目指しています。

「PrimeKarteAIR」の特長


「PrimeKarteAIR」は、複数の機能を有し、医療現場でのフローをスムーズにします。以下に主な機能とそのメリットを紹介します。

診療情報提供書や退院サマリの作成


指定された期間の記録を元に、診療情報提供書や退院サマリの下書きを生成します。これにより、文書作成にかかる時間を大幅に短縮し、業務の効率を向上させます。

SOAP要約機能


医療記録をSOAP形式(Subjective, Objective, Assessment, Plan)に変換し、電子カルテに即座に反映します。これにより、記録形式が統一され、診察直後の記録作成の負担が軽減されます。

音声入力対応


最新のSpeech-to-Text技術により、SOAPや看護記録を音声で入力することができるため、ハンズフリーでの作業が可能になります。これによって、身体的負担も軽くなります。

シームレスなデータ連携


要約された情報は直接電子カルテに連携されるので、手作業での転記ミスを防ぎます。

セキュリティ対策


「PrimeKarteAIR」は安全なクラウドサービスを基盤にしており、個人情報の管理にも配慮されています。機能においては、要約した文章からの個人情報のマスク処理が可能であり、データの流出を防ぎます。また、強固なネットワークセキュリティが確保されており、アクセス権限の管理が厳格に行われています。

今後の予定


「PrimeKarteAIR」に関する今後のスケジュールは以下の通りです。
  • - 2025年度中: 焼津市立総合病院にてトライアル運用を開始。
  • - 2026年度後半: トライアルの結果を踏まえて、正式リリースを予定しています。

【焼津市立総合病院】



【株式会社SBS情報システム】



この「PrimeKarteAIR」は、医療業界の新たなパートナーとして、未来の医療を支える重要なツールとなることが期待されています。


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会社情報

会社名
株式会社SBS情報システム
住所
静岡市駿河区登呂3-1-1
電話番号

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