熊本大学と連携協定締結、教育の質向上を目指す新たな取り組み

教育の質向上に向けた新たな一歩

2025年9月22日、株式会社リンクアンドモチベーション（以下、リンクアンドモチベーション）と熊本大学教育学部は、教育の質向上と探究的学びの推進を目的に連携協定を締結しました。この協定により、様々な教育施策が導入され、生徒たちがより良い学習環境で学ぶことができるようになります。

企業理念と教育の未来

リンクアンドモチベーションは創業以来、「意味のあふれる社会を実現する」というミッションのもと、さまざまな事業を展開しています。この企業の基盤となるのが、「モチベーションエンジニアリング」という基幹技術です。この手法をもとに、組織開発から個人開発、マッチングまで広範な事業を展開し、教育の質を向上させることに注力しています。

近年、急速に変化する環境において、「人的資本経営の推進」や「労働生産性の向上」の重要性が高まっています。これに対応する形で、リンクアンドモチベーションは経済産業省のプロジェクトに採択され、産官学の連携を強化しながら教育の質向上を目指しています。

協定の具体的な施策

この度の連携協定に基づき、熊本大学教育学部附属中学校の生徒や教職員、保護者を対象とした多岐にわたる施策が実施されます。具体的には、エンゲージメント分析や診断ツールの導入を行い、生徒一人ひとりの学びを支援する仕組みが整備されます。また、探究型学習や異文化理解のための教育研修も行われ、実践的な学びを推進します。

連携に参加する企業の役割

リンクアンドモチベーションだけでなく、グループ会社である株式会社リンク・インタラックや株式会社モチベーションアカデミアも施策に参加します。リンク・インタラックは、ALT配置事業のノウハウを活かし、診断ツールを用いて生徒の英語学習意欲や習熟度を可視化します。また、グローバルリーダー育成プログラムを提供し、教育現場における協働学習を強化します。

一方、モチベーションアカデミアは、個別指導塾としての経験を活かし、特性に応じた「モチアカ式」の学習支援を実施します。診断ツール「BRIDGE」により、生徒の個性を可視化し、最適な学習方法を提供します。さらに、保護者向けの研修も行い、家庭と学校の連携を深めていきます。

教育の質向上に向けた未来の展望

この連携協定を契機に、リンクアンドモチベーションは新しい教育モデルを確立し、全国に普及を図る計画です。教育の未来を担う生徒たちが、より良い学びの環境で成長できるよう、引き続き尽力していく所存です。

この取り組みは、教育現場から日本の未来を変える重要な一歩であり、教育の質向上に向けた強力な支えになると期待されています。