Konelが新たに発表した「発明と文化の事業部」
クリエイティブカンパニーであるKonel(コネル)は、知財活用に特化したメディア「知財図鑑」を吸収合併し、2023年4月18日「発明の日」に新たに「発明と文化の事業部」を設立しました。この新事業部は、技術の発見から社会実装、さらには文化としての根付きを目指しています。
この発表の背景には、技術革新が加速する現代における「専門知の分断」という課題があります。優れた技術があってもそれが専門家以外には理解されず、社会に実装される機会を逸してしまうことが少なくありません。この問題を解決するために、知財図鑑の持つ「知財ハント、メディア発信、AI活用」のノウハウと、Konelの「プロジェクトデザイン、クリエイティブ、社会実装」の能力を融合させることが求められています。
「発明と文化の事業部」は、「日本の発明を、世界の文化へ。」というスローガンのもと、単に技術を紹介するだけではなく、異なる分野の知識を結びつけて新たな意味を創出し、社会に具体的なプロトタイプを提供します。これにより、日本の技術力を再起動させ、新しい文化を形成することを目指します。
新たな挑戦と展開
Konelはこの統合を通じて、以下の4つの新たな事業領域に挑戦します。
1. 知財図鑑のオープンデータベース化
知財図鑑は今までの編集部主導から、誰でも更新できるオープンデータベースへと進化します。このプラットフォームでは研究者や企業が自らの技術を登録し、クリエイターや事業家と直接つながることが可能になります。特定の技術を「発明のWiki」として、クラウドファンディングを通じて進化させていく計画です。
2. AIを活用した事業開発コンサルティング
新しい事業創出のためのSaaS「ideaflow」がリブランドされ「idea Landscape」として、生まれつつあるアイデアを戦略的にマップ化します。多岐にわたる分野の言語の異なる部門同士のコミュニケーションを円滑にし、事業の意思決定を加速化するサポートを行います。
3. YouTubeとPodcastによるドキュメンタリーコンテンツ
「発明前夜」では、現在活躍中の専門家と共に、イノベーションの夜明けをテーマに対話をするコンテンツを提供します。視聴者には最新の学びや知見を楽しんでもらい、イノベーションの実際の現場を伝える役割を果たします。
4. 知財番付のアワード拡大
知財番付は、優れた技術を表彰するアワードとしてその規模を拡大し、社会に優れた発明が浸透する手助けを続けます。
クラウドファンディングの開始
また、「発明と文化の事業部」はソーシャルグッドなクラウドファンディングプラットフォーム「For Good」での資金調達を開始しました。目標額300万規模での支援を募り、オープンデータベース化やAI機能の開発、さらにはコミュニティ運営などに活用される予定です。このプロジェクトは、知財図鑑のWebサイトをリニューアルし、誰でも技術情報を投稿・探索・接続できるプラットフォームに変革します。
これにより、日本の隅々に眠る発明が新たな文化へと育ち、共創をもたらすことが期待されています。私たちは多くのパートナーとともに未来の技術と文化を創造する旅に出かけます。Konelの新たな挑戦について、どうぞご期待ください。