玉野市に新たな医療支援!SDGs私募債発行で地域貢献
岡山市北区に本社を持つ中国銀行は、地域創生に貢献をするべく、特別な私募債「地域応援型」を発行することとなりました。この私募債を通じて引き受けられた金額は、なんと総額4.2億円にのぼります。その手数料の一部が、玉野市の「たまの病院」へ寄贈されることになります。
この寄贈に関する式典は、令和7年1月23日(木)に「たまの病院」にて開催される予定です。「たまの病院」は、玉野市民病院と玉野三井病院が統合して新たに誕生した病院であり、地域医療の中核となることが期待されています。医療サービスの質を向上させるため、この取り組みがさらなる支援を地域にもたらすことが目的です。
SDGs私募債「地域応援型」について
この私募債は、SDGs(持続可能な開発目標)を念頭に置いた地域への貢献を目指すものです。発行企業側から得られた手数料の一部を使用して、たまの病院に必要な医療物品や設備が寄贈されます。これにより、地域の医療機関がより良い医療サービスを提供できるよう、サポートを行います。
発行企業の面々
今回は、10社からの協力を得てこの私募債が発行されました。以下はその企業一覧です:
1.
株式会社エルジオ - 石油類卸売業 (発行額:30百万円)
2.
大西鉄工株式会社 - 輸送用部品等製造業 (発行額:30百万円)
3.
加藤製油株式会社 - 植物性油脂製造業 (発行額:50百万円)
4.
関西工業株式会社 - 断熱材卸売業 (発行額:50百万円)
5.
総興運輸倉庫株式会社 - 運輸業 (発行額:50百万円)
6.
株式会社玉組 - 船舶用部品等製造業 (発行額:30百万円)
7.
玉野土建株式会社 - 土木建設業 (発行額:50百万円)
8.
株式会社富永調剤薬局 - 調剤等小売業 (発行額:30百万円)
9.
株式会社樋口運輸 - 運輸業 (発行額:50百万円)
10.
株式会社宮原製作所 - 輸送用機械器具製造業 (発行額:50百万円)
これらの企業と中国銀行との連携は、地域医療の発展に向けての強力な支援となります。玉野市は、昨今の医療資源の不足に悩んでいましたが、これにより地域包括ケアシステムの強化や医療機関同士のネットワークの強化も期待されます。
医療の質を向上させるために必要な支援は、このような取り組みから生まれます。中国銀行と地域の企業が力を合わせて実現したこのSDGs私募債の発行が、玉野市を新たな医療の拠点へと導く一助となることを願います。