株式会社サンゲツは、7月19日に、株式会社ヘラルボニーが主催する「HERALBONY Art Prize 2024」にて、企業賞である「sangetsu賞」を決定したことを発表しました。受賞したのは、滋賀県在住の作家、大家美咲さんの作品「お城作家」です。
大家さんは、アニメや漫画を愛する20代で、作品には、大好きなアニメに登場するお城をモチーフにした、カラフルで可愛らしいお城が描かれています。作品には、アニメの主人公カラーであるピンク、黄色、水色が用いられ、三角形や四角形を規則的に重ねることで、独特な世界観を表現しています。
サンゲツは、大家さんの作品について、「たくさんの線が重なり合い構成された図形に、丁寧に着色された色鮮やかな作品に心を惹かれました。カラフルで小気味よいリズムが、見る人に元気を与え、楽しい気持ちにさせてくれます。」とコメントしています。
サンゲツは、今回の受賞をきっかけに、障害のある表現者に対する理解を深め、社会全体でインクルーシブな文化を育むことを目指しています。
「HERALBONY Art Prize 2024」は、世界中の障害のある表現者を対象とした国際アートアワードで、今年は、世界28カ国・924名のアーティストから、1,973点のアート作品が集まりました。サンゲツは、今回の受賞を通して、障害のあるアーティストの才能を世に広める活動を積極的に支援していくとしています。
受賞作品は、2024年8月10日(土)~9月22日(日)に開催される「HERALBONY Art Prize 2024 Exhibition」にて、一般公開されます。会場は、東京都千代田区丸の内1-3-2にある三井住友銀行東館1階アース・ガーデンです。入場は無料です。
サンゲツは、今後も、デザインを通じて、人々の生活を豊かにする活動を続けていくとしています。