個人向けエシカルプラットフォーム「trophee」資金調達とその意義

エシカルな社会へ向けた新たな一歩

株式会社STACTsが展開するエシカルプラットフォーム「trophee」が注目されています。このプラットフォームは「誰もがエシカルに行動したくなる社会を創る」というミッションのもと、個人向けに様々なベネフィットを提供することを目指しています。先日、シードラウンドにおいて資金調達を成功させ、エシカルな社会づくりに向けての次なるステージへと進みました。

資金調達の意義と展望

今回の資金調達は、エシカルECの正式版リリースに向けた開発や体制強化、関連サービスの拡充を図るためのものです。株式会社STACTsは、すでにβ版サービスを間もなくスタートさせ、エシカルな企業やブランドの商品を購入することで、ユーザーがリワードを得られる仕組みを構築しています。今後、商品カテゴリや企業についても多様化し、さらなる利用促進を図る予定です。

エシカル消費とリワード

「trophee」は、企業のエシカルな取り組み（ESGやSDGsなど）に積極的な商品を選んで購入することで、ユーザーがその消費行動に対する経済的なリターンを得られるプラットフォームです。ユーザーはエシカル消費を通じて、購入額の一定割合をリワードとして受け取ることができます。この新しい仕組みは、エシカルな行動を促進するだけでなく、楽しむスタイルを提供します。すでにエシカルに関心を持つ方々だけでなく、今後エシカルな行動を始めたいと考えている方々にも参加しやすい環境を整えます。これにより、エシカルな考えや行動が日常生活に浸透していくことを目指します。

経営陣の展望

STACTsのCEOである滝島大貴氏は、日本がエシカルな社会を実現するためには、SDGsやESGがスローガンに留まらず、実際の行動に移される必要があると強調しています。「trophee」は人々のエシカルな行動を促進し、理想の社会に近づくための架け橋となることを目指しています

また、取締役COOの吉種貴彦氏は、社会課題を解決するためには一方的なメッセージではなく、具体的なベネフィットを提供することが重要であると語り、未来の世代により良い社会を残すための取り組みを続ける意義を語っています。