タイムコイン上場
2020-09-18 13:00:06

「タイムコイン」、BitForexに上場決定。シェアリングエコノミーの未来を拓く仮想通貨の登場

タイムコインがBitForexに上場決定



仮想通貨の「タイムコイン」が、スイスの親会社であるTimeTicket GmbHを通じて、2020年11月11日にBitForexに上場することが発表されました。このタイムコインは、個人が自身のスキルや経験を取引できるプラットフォーム「TimeTicket」の基盤の一部であり、急速に成長を遂げている企業の一環として注目されています。

タイムチケットとは



株式会社タイムチケットは、個人のスキルや経験を売買できるマーケットプレイスであるTimeTicketを運営しています。このサービスは、過去3年間で売上が30倍にも増加し、現在では約30万人以上のユーザーが利用している大規模なプラットフォームとなっています。2019年には、株式会社グローバルウェイから分社化し、およそ300万米ドルの資金調達を成功させました。

タイムコインの機能と利点



タイムコインは、TimeCoinProtocolというブロックチェーン技術を活用したシェアリングエコノミー基盤のサービスにおいて、決済手段として利用されます。この技術のおかげで、企業や個人が簡単にシェアリングエコノミーに関連するアプリケーションを開発・運用し、自身のビジネス展開を加速できます。

特に注目すべきは、TimeTicket内での「タイムマイニング(Time Mining)」機能です。これにより、ユーザーは取引実績に基づいてタイムコインが付与され、コイン保有数に応じた特典サービスが受けられます。さらに、eSportStarsという新しいプラットフォームでも同様の「eスポーツマイニング(esports Mining)」が導入され、ゲーム大会への参加や関連サービスの利用を通じて、タイムコインが獲得可能になります。

eSportStarsのリリース



TimeTicket GmbHは、世界的なeスポーツのファンや選手が参加できるプラットフォーム、eSportStarsを10月にリリース予定です。このサービスは、タイムコインを決済手段とし、ゲーム対戦や観戦、さらに個人間取引もサポートするものです。これにより、アジア市場をターゲットにして、スムーズな取引を実現し、ユーザーに魅力的な体験を提供することを目指しています。

IEO戦略と展望



東京に本社を置く株式会社タイムチケットは、資金調達の手段として株式を考えているため、タイムコインのIEO前には直接の投資家向け販売を行わない方針です。また、プロジェクトに関連する役員や社員が保有するタイムコインには短期売買ができないロックアップを設け、中長期的な保有を前提とした運用を行っています。

タイムコインのIEOの狙いは、トークンエコノミーの健全性を保つことです。TimeCoinProtocolに基づいたアプリケーションを利用するユーザーを広げることで、健全な経済圏の形成を目指しています。特に、タイムコインの価格形成には慎重を要するため、短期的な投資家への販売は好ましくないと考えられています。

まとめ



BitForexでの上場は、タイムコインにとって新たなステージでの挑戦の始まりです。シェアリングエコノミーの基盤を強化すると同時に、ユーザーに実利をもたらす仕組みを構築していくことで、今後の仮想通貨市場における重要なプレーヤーとなることが期待されます。タイムチケットへの投資可能性や、タイムコインの行く先に注目です。

会社情報

会社名
株式会社タイムチケット
住所
東京都渋谷区神宮前2丁目34番17号住友不動産原宿ビル19F
電話番号
03-6869-4005

トピックス(経済)

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