CAPIMAが新ファンド「サービサー物件割安取得 担保付ローンファンド#1」を募集開始
貸付型クラウドファンディングプラットフォーム「CAPIMA(キャピマ)」を運営するアバンダンティアキャピタル株式会社は、10月2日(水)19時より新たなファンド「サービサー物件割安取得 担保付ローンファンド#1」の募集を開始します。このファンドは、サービサーとの密な関係を活かし、市場価格よりも割安に取得できる不動産に焦点を当て、バリューアップ施策を経て再販売するというユニークなプロセスを持つことが特長です。
サービサー物件取得・再販スキームの特徴
このファンドの運用方法を理解するために、まずは「サービサー物件取得・再販スキーム」を見てみましょう。
1. サービサーからの物件取得
ファンドの貸付先企業は、サービサーから直接物件を購入します。この方法により、従来の市場価格と比較して低価格で不動産を手に入れることが可能です。割安で取得することにより、物件の改修やリノベーションの余地も得られ、将来的な収益性を高めることが期待されます。
2. バリューアップ施策
取得した物件に対しては、賃料の引き上げや内装の改修など、様々なバリューアップ施策が実行されます。施策は、周辺の需要や物件の状態を踏まえた上で選択され、短期間での実施が可能です。これにより、物件の価値向上が図られます。
3. 再販売
バリューアップが完了した物件は再び市場に出されます。取得時よりも物件状態が良化されているため、販売時にはさらに高い価格での取引が可能となります。「物件取得→バリューアップ→再販売」という流れが、短期に高い収益を生む仕組みを提供します。
サービサーとは
ファンドの根幹にあるサービサーの役割についても理解しておくことが重要です。サービサーは、債権回収専門の民間企業で、主に金融機関から不良債権の管理や回収業務を受託しています。特に、住宅ローンの延滞者との交渉や、不動産の差押え、任意売却を行うことで、迅速な債権回収を目指しています。
例えば、住宅ローンの返済ができなくなった場合、サービサーは不動産を専門業者に売却し、現金化を進めることが一般的です。この際、大幅に割安な価格で市場に出されるため、購入した業者は再販や賃貸による利益を得ることが可能です。
ファンドの詳細
ここで、サービサー物件割安取得 担保付ローンファンド#1の具体的な情報を整理します。募金額は8,000万円、運用期間は12ヶ月、予定年利回りは8.5%、担保は不動産に対する抵当権となります。投資者には10,000円という小口からの参加が可能で、募集期間は2024年10月2日19時から10月16日24時までです。ただし、目標額に達した場合は早期に募集を終了することもあります。
CAPIMAの実績
CAPIMAはこれまでに37件、累計約18億円のファンドを提供しており、15件が元本毀損なく償還されています。また、最近のファンドでは、募集開始から24時間以内に目標金額を達成したものもあります。これにより、CAPIMAが提供するファンドへの信頼感が高まっています。
今後もCAPIMAは、幅広い投資商品を提供し、一般の方々にも資本市場へのアクセスをより一層可能にするための取り組みを進めています。魅力的なファンド案を通じて、投資家にとって利益の確保を目指しています。
まとめ
「サービサー物件割安取得 担保付ローンファンド#1」は、割安不動産の取得を基軸とする新しいファンドです。市場からの流動性の高さや潜在的な利回りを考慮した、魅力的な投資機会といえるでしょう。判断材料として、是非公式サイトも確認してみてください。