Nソナー、国交省登録
2025-04-28 09:51:41

Nソナーが国交省「点検支援技術性能カタログ」に新たに登録されました!

Nソナーの画期的な技術が国交省のカタログに登録



2025年4月10日、中央開発株式会社が、自社開発の魚群探知機を用いた水中の3Dマッピング技術「Nソナー」が国土交通省の「橋梁・トンネルの点検支援技術性能カタログ」に正式に登録されたと発表しました。この登録は、点検技術の向上を目指す国の取り組みの一環として、多くの期待が寄せられています。

点検支援技術性能カタログとは



このカタログは、2019年に国土交通省が策定し、道路や橋梁などの構造物の点検を効率化するために、点検に利用可能な技術を整理して掲載したものです。この取り組みにより、より安全な社会インフラの維持管理が進められています。

Nソナーの特徴と利点



Nソナーは、水中や水面下の状態を可視化する先進的な技術であり、2018年に中央開発によって考案されました。これまで主にダムやため池での利用が進められてきましたが、今回の国交省のカタログへの登録により、河川分野への適用が確認されました。Nソナーによって、河床構造物や橋脚基礎の洗掘状況、護岸の浸食状況などが「安価」かつ「短期間」で高精度に可視化されることが可能となります。これにより、施設の安全性を高めるための迅速な対策が可能になります。

自動航行機能の実装



技術の開発において、2018年当初は有人航行が想定されていましたが、2024年には無人船による自動航行機能と遠隔操縦機能が実装される予定です。この自動航行機能により、予め設定したルートに沿って無人船が移動し、点群データを取得することが可能になります。また、遠隔操縦機能を活かせば、スマートフォンなどの一般的なデバイスから船舶を操ることができます。

Nソナーの作業手順と利用方法



Nソナーを用いると、ダム湖や橋梁の洗堀状況を3Dで視覚化することができます。具体的には詳しい作業手順は公式ウェブサイトで確認でき、多様な水域において洗掘や浸食の状況を分析可能です。これにより、従来の測量方法に比べて、速やかに、また経済的にデータを提供できるといった大きな利点があります。

今後の展望



中央開発株式会社は、今後も社会インフラの維持管理に対して新しい技術の開発に取り組んでいくとともに、Nソナーの普及を図ることで、より安全な社会の実現に寄与していく方針です。このような先進技術の採用は、持続可能なインフラ整備に向けて重要なステップと言えるでしょう。

中央開発株式会社について



中央開発株式会社は1946年に設立され、日本初の地盤コンサルティング会社としてスタートしました。以降、土木設計や情報解析など様々な分野へ事業を拡大し、近年ではデジタルトランスフォーメーションを推進しています。特に、地質調査や点群データ活用において新たな価値創造に挑戦しています。詳しくは公式サイトをご覧ください。

お問い合わせ


中央開発株式会社 経営企画センター
電話: 03-6228-0861
Email: [email protected]


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会社名
中央開発株式会社
住所
東京都新宿区西早稲田3-13-5中央開発ビル
電話番号
03-3208-3111

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