デジタル庁主催「共創PFキャンプin東海」オープンデータの未来を探る
2025年1月15日に愛知県名古屋市で「共創PFキャンプin東海~オープンデータ編~」が行われ、18の地方公共団体から29名の職員が集まりました。このイベントは、デジタル庁が推進する「デジタル改革共創プラットフォーム」の一環で、地方公共団体の職員が積極的にデジタル技術を学び合うための勉強会です。
参加者たちは、オープンデータの活用法や最新情報を学ぶとともに、実践的な意見交換を行いました。メインプログラムでは、デジタル庁からの講義をはじめ、参加者同士のディスカッションを通じて、オープンデータの実際の利用方法について深く掘り下げました。
当日のプログラムでは、まず「共創PF」の説明があり、参加者が実際にSlackチャンネルを用いた練習を行うワークショップが実施されました。このセッションで、参加者はリアルタイムなコミュニケーションを促進し、共創PFの有用性を体験。
続いて、デジタル庁から提供されたオープンデータの最新情報について、各自治体の現状分析が行われ、従来のデータ利用方法からのアプローチの変化が指摘されました。また、成功事例の紹介もあり、より具体的な活用のイメージが浮かびやすかったと参加者から好評でした。
AIを活用したディスカッションでは、自治体ごとのオープンデータ活用の可能性について、グループごとに活発な意見が交わされました。これにより、現場の人間ならではの視点でデータの利用方法を模索する機会となったのです。
さらに、デジタル庁が進めるアナログ規制の見直しについての講義もあり、行政におけるデジタル化の必要性が改めて強調されました。参加者の中には、自分の自治体にどのようにこれらの知見を活用できるかを真剣に考える人も多く、次回のイベントへの期待感が高まりました。
勉強会のまとめとしては、多くの質疑応答と意見交換が行われ、参加者からは「オープンデータについて実践的な意見交換ができた」という声が寄せられています。このような地域間の情報共有は、今後のデジタル社会の発展に寄与すると考えられます。デジタル庁では、今後もオフラインイベントだけでなく、オンラインでも様々な勉強会を実施する予定で、興味のある方は共創PFへの参加登録をお勧めします。