SB C&SがPagerDutyと提携
ソフトバンク創業以来の理念を持つSB C&S株式会社が、IT業界の注目を集める新たな取り組みを発表しました。それは、PagerDuty株式会社とのディストリビューター契約を結び、「PagerDuty Operations Cloud」を日本国内で提供開始するというものです。この提携により、SB C&Sは全国の販売パートナーを通して、同ソリューションの普及を目指します。
インシデント管理の重要性と課題
近年、多くの企業がクラウド技術やマイクロサービスの導入を進める中で、ITシステムは複雑化の一途を辿っています。そのため、安定したサービスを提供するための運用体制の構築がますます重要視されています。しかし、システム障害やサービス影響が発生した際には、多数のアラートを管理し、対応すべき事象を特定することが求められます。アラートが多すぎる場合や、対応プロセスが属人化していると、IT運用チームに大きな負担がかかります。
PagerDuty Operations Cloudの特長
PagerDutyの提供する「PagerDuty Operations Cloud」は、企業のデジタルサービス運用におけるインシデント対応をサポートします。このソリューションは、以下の主な特長を有しています:
- - アラートの一元管理: 複数の監視ツールからのアラートを集約し、情報を一元管理。これにより、迅速な状況把握が可能になります。
- - 関連ツールとの連携: ITサービス管理ツールやチャットツールとの連携が可能で、既存の運用環境とシームレスに統合できます。
- - 通知機能: インシデントの内容に基づいて、自動で担当者に通知し、エスカレーションを行います。これにより、対応遅れを防止します。
- - ワークフローの自動化: インシデント対応プロセスを標準化し、記録と分析を通じて継続的な運用改善を図れます。
AWS Marketplaceへの展開
さらに、SB C&Sはアマゾン ウェブ サービス(AWS)のDesignated Seller of Record(DSOR)として、AWS Marketplace経由での製品提供も行います。これにより、企業は既存のAWS環境に合わせた形で「PagerDuty Operations Cloud」を調達できるメリットがあります。PagerDutyはこの流れを利用して、AWSを使用する顧客のニーズに応えることができます。
PagerDutyからのエンドースメント
PagerDutyの代表取締役社長、山根伸行氏は、SB C&Sとの提携に大きな期待を寄せています。彼は「国内最大級のITディストリビューターのSB C&Sと連携することで、より多くの企業に弊社の価値を迅速に提供できる」と述べており、特に日本の市場におけるIT運用の課題に対しての解決策に焦点を当てています。ひいては、企業が本来のイノベーションに集中できる環境を実現することを目指しています。
PagerDutyの位置づけ
PagerDutyは、デジタルオペレーション管理のリーダーであり、さまざまな業界の企業において運用効率の向上をサポートしています。多くのFortune500企業が同社のソリューションを導入しており、現在、日本市場でもその価値が注目されています。
この新たな提携を通じて、SB C&Sは約15,000社の販売パートナーにPagerDutyのサービスを提供し、企業の運用負担を軽減しながら、安定的で効率的なビジネス環境を実現しようとしています。今後の展開に期待が寄せられます。
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