日本初開催『はたらく現場の環境展』(JIOSH+W)
株式会社メッセ・デュッセルドルフ・ジャパンが主催する『はたらく現場の環境展』が2025年7月16日から19日まで、大阪のインテックスで初開催されます。この展示会は、ドイツ・デュッセルドルフで行われる労働安全衛生分野の最大規模の専門メッセ『A+A』の日本版として位置づけられ、同時に『未来モノづくり国際EXPO』も開催される予定です。
展示内容と出展規模
本展は「すべての人が健康で、自分らしく、誇りを持って働ける環境を目指す」をテーマにしています。このビジョンには多くの参展企業からの関心が寄せられ、初回にもかかわらず、海外18か国から104社が170小間、さらに同時開催展を含めると300を超える企業・団体が参加します。
出展内容としては、機能性とファッション性を兼ね備えたワークウエアや、作業を助けるアシストスーツ、健康状態をモニタリングできるウエアラブルデバイス、安全靴、手袋、ヘルメットなどの個人用防護具(PPE)などが展示される予定です。
出展者の割合は国内企業が約4割、海外企業が6割ですが、展示面積では逆に国内企業の割合が約6割と多くを占めています。国内からは、イマジョー、MTG、おたふく手袋、カネカなどの業界大手が揃い、海外企業もドイツのATG Hand Careなど、さまざまな企業が参加します。特に、中国、インド、韓国からの出展が目立ち、各国からのパビリオンも登場する予定です。
特別企画と連携プログラム
EXO STREET
アシストスーツのデモンストレーションを行う「EXO STREET」には、EUの研究機関が参加し、実際にアシストスーツを体験可能です。講演も行われ、最新の技術を学べる貴重な機会となっています。
Basi Stage
7月17日にはBasi Stageが開催され、AIやデジタル・エルゴノミクスツールに関する4つのプレゼンテーションが予定されています。特に台湾企業の成功事例なども取り上げられ、グローバル市場への挑戦が紹介されるイベントとなります。
トーク&ショーステージ
『職人のリアルが全てを変える』というテーマで講演を行うNEXT WORKERZも注目です。代表者の山下幸一氏が、業界のリアルな声を伝え、製品の開発にどのように寄与しているのかを語ります。
国際カンファレンス
また、同会期で行われる国際カンファレンスも要注目です。『未来への贈り物、80億人の安全、健康、ウェルビーイング』をテーマに、労働安全衛生の専門家による高レベルなサミットが行われます。
労働環境の未来に向けて
『はたらく現場の環境展』は、労働安全衛生規則の改正に伴い、熱中症対策が義務化されるなど、新たな環境への対応が求められる中で開催されます。『いのち輝く未来社会のデザイン』をテーマに、働く人々が健康で自分らしくいられる未来を共に考える機会として、ぜひご期待ください。
開催概要
- - 名称: 第1回 はたらく現場の環境展(JIOSH+W)
- - 会期: 2025年7月16日(水)〜19日(土)10時〜17時(最終日16時まで)
- - 会場: インテックス大阪6号館Bゾーン
- - 入場: 業界関係者のみ、入場登録制
- - 主催: 株式会社メッセ・デュッセルドルフ・ジャパン
- - 後援: ドイツ連邦労働安全衛生協会(Basi)
- - 出展製品: ワークウエア、アシストスーツ、ウエアラブル機器、スマートPPEなど
【公式サイト】
はたらく現場の環境展 公式サイト
【Instagram】
@jiosh_w