彩のきずな特A
2025-02-28 19:22:44
埼玉県育成品種「彩のきずな」が特A評価を取得!
埼玉県の誇り、特A評価の「彩のきずな」
本日、日本穀物検定協会から発表された「令和6年産米の食味ランキング」において、埼玉県が育成した米の品種「彩のきずな」が特別な評価である特Aを5年連続で獲得しました。この結果は、県内の農業技術の粘り強い努力と、厳しい環境にも負けない植物の優れた特性を証明しています。
厳しい環境でも輝く「彩のきずな」
令和6年は夏の猛暑や害虫被害に見舞われる非常に厳しい条件の中、埼玉県の「彩のきずな」がその実力を発揮しました。これは、平成29年から続いている有名な評価であり、今回で6度目の特A獲得となります。
「彩のきずな」は、平成15年に埼玉県農業技術研究センターでの交配からはじまり、9年の歳月をかけて育成された品種です。平成26年には品種登録がなされ、以後はその安定した品質で知られるようになりました。特に注目すべきは、病害虫に対する強さと、暑さに耐えうる特性です。これにより、猛暑の中でも安定した収穫が期待できるお米となっています。
「特A」評価の意義
米の食味ランキングは、昭和46年から続く信頼ある評価システムで、全国の主な産地から炊飯した米を試食して評価します。評価基準は「外観・香り・味・粘り・硬さ・総合評価」の6項目から成り立っています。基準米であるコシヒカリとの比較において、特に優れたものが「特A」として認定されます。この評価は消費者にとって、どの米を選ぶべきかの重要な指標にもなっています。
県の取り組みと今後の展望
埼玉県では、平成28年度から令和5年度まで「県産米特Aプロジェクト推進事業」を実施し、令和6年度からは「埼玉県うまい米づくり推進協議会」によってさらなる米づくりの推進活動が行われています。これにより、県産の美味しい米づくりが着実に進められており、特A獲得のための努力は続いています。今後も、農家と研究機関、そして消費者が連携しながら、さらなる品質向上に挑戦していくでしょう。
埼玉県の「彩のきずな」は、地域の食文化を支える重要なお米として、これからも多くの人々に支持されていくことでしょう。日本の米づくりの新たな歴史を築くこの品種に、ぜひご注目ください。
会社情報
- 会社名
-
埼玉県
- 住所
- 埼玉県さいたま市浦和区高砂3-15-1
- 電話番号
-
048-830-2070