全国高等学校写真選手権大会が開催
昨年に続き、第18回全国高等学校写真選手権大会、通称「写真甲子園」が開催されました。今回の大会は、北海道上川郡東神楽町を舞台に、全国から選ばれた高校生カメラマンたちが集まります。大会は、1日目の開会式から始まり、続く2日目には競技撮影が本格的にスタートしました。全国8ブロックから選抜された20校、60人の選手たちが、実行委員会が指定した場所で撮影を行い、テーマに基づいた作品を発表します。
撮影の舞台は北海道の自然
大会は29日まで続く予定で、選手たちは各校から3名ずつ参加し、毎日8枚の組み写真を提出し、その後公開審査が行われます。28日には、旭川市内やその周辺の地域で撮影が行われ、午前8時から競技が開始。大会専用のバスで各エリアへと移動しながら、選手たちは作品制作に挑みました。この日は気温が29度に達し、湿度も高く、厳しい環境の中での撮影となりました。
参加校の熱い思い
地元の北海道立旭川工業高校は、その日のテーマが「出会い」であることから、地域の人々とのふれあいを求めて旭川駅周辺の飲食店や公園に足を運びました。この学校のキャプテン、中川一輝さんは、「北海道に住む“道産子”らしさを大切にした明るい作品で勝負したい」と、熱意を語りました。彼の言葉からは、地元の魅力を感じさせる作品を作り上げたいという強い意志が伝わってきます。
今後のステージ
大会は、28日にはセカンドステージ、29日にはファイナルステージが設けられ、この後最終公開審査会で順位が決定されます。参加者たちの熱い戦いは、観客や審査員にとって感動的な瞬間をもたらすことでしょう。まさにカメラを手にした高校生たちの新たな挑戦が、北海道の大自然で繰り広げられています。
公式ホームページ
大会に関する詳しい情報は、公式ホームページでもご覧いただけます。意欲にあふれた高校生たちが競い合う姿を、ぜひ応援してください。
公式ホームページはこちら
これからの競技の進行が楽しみであり、高校生カメラマンたちがどのような作品を生み出していくのか、注目が集まります。