能楽とバロック音楽
2026-01-07 12:21:26

伝統と音楽の融合!能楽とバロック音楽の新たな試み『継 -つなぐ- vol.1』の開催

2026年1月24日、東京都文京区の宝生能楽堂で、能楽とバロック音楽が融合する新たな舞台『継 -つなぐ- vol.1』が開催される。このイベントは、能楽書林が運営する〈書林アカデミー〉と、伝統文化交流協会の〈DenBun能楽プロジェクト〉の共同企画として実現したもので、初めての試みとして注目を集めている。

今回の舞台では、シテ方観世流の能楽師、梅若紀彰氏が中心となり、チェンバロとハープの演奏家である西山まりえ氏、ヴァイオリン奏者の崎谷直人氏が参加する。プログラムには、バッハの《無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番》第5楽章「シャコンヌ」、タルティーニの《ヴァイオリン・ソナタ〈悪魔のトリル〉》、コレッリの《ソナタ〈ラ・フォリア〉》などが含まれ、バロック音楽と能の舞・謡が巧みに融合される。

梅若紀彰氏は、記者会見で自身のクラシック音楽との初めての出会いを振り返り、他流の指導者から「バッハで舞ってほしい」と言われた経験を語った。この言葉がきっかけとなり、彼はパイプオルガンやヴァイオリンなどの西洋音楽で舞う機会が増えたことを明かした。また、バッハの「シャコンヌ」については、「人間の営みと神との交流」をテーマにしているからこそ、舞うのが容易であると述べた。

一方、タルティーニの《悪魔のトリル》に関しては、特異な水鏡のような構成に触れ、観客に新たな体験を提供する予定だという。梅若氏は、「囃子がバイオリンに代わっても、同じ感覚で舞うことができる」と能楽の普遍的な価値を強調しつつ、初めての公演に対する責任感を口にした。「能の型だけで到達できる可能性を、ぜひ舞台で感じていただければと思います」と、意気込みを示していた。

出演者のプロフィールも注目に値する。梅若紀彰氏は、昭和31年生まれで、五十五世梅若六郎の孫として知られ、古典から新作能に至るまで幅広い活動を展開している。彼は海外公演にも数多く参加し、令和4年には横浜文化賞、令和7年には日本芸術院賞を受賞するなど、国内外でその実力を証明している。

西山まりえ氏は、チェンバロとバロックハープという二つの古楽器を自在に演奏できる才能を持ち、数多くのコンサートや音楽祭に参加している。その活動は国内外で高く評価されている。さらに﨑谷直人氏も、ジュニア部門で数々の国際コンクールでの受賞経験があり、現在はソロや室内楽など多岐にわたって活躍中だ。彼の豊かな音楽性は、舞台にさらなる深みをもたらすことだろう。

『継 -つなぐ- vol.1』のチケットは、現在「カンフェティ」で発売中で、SS席が10,000円、S席が9,000円、A席が8,000円、B席が7,000円(税込)と手頃な価格帯で提供されている。昨今の文化活動が困難な中、この新たな試みが果たしてどのような反響を呼ぶのか、今から非常に楽しみである。能楽とバロック音楽のコラボレーションが生み出す新しい芸術の形を、観客たちと共に体験したい。チケット購入方法については、公式サイトで確認できる。興味のある方は、お早めにぜひ手に入れてほしい。宝生能楽堂で繰り広げられるこの芸術的な祭典に、ぜひ足を運んでいただきたい。

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カンフェティ(ロングランプランニング株式会社)
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