鹿児島県産鰻の加工販売会社「株式会社サトウ」、鹿児島市へ本社移転！EC事業強化で雇用創出に貢献

鹿児島県で鰻の加工販売や養殖を行う株式会社サトウが、薩摩川内市から鹿児島市へ本社を移転することが決定しました。令和6年11月13日、鹿児島市役所で立地協定の調印式が行われ、下鶴隆央市長と株式会社サトウ代表取締役の村上哲也氏が協定書に署名しました。

株式会社サトウは、令和3年5月に設立された比較的新しい企業です。設立以来、独自の販売戦略と積極的な事業展開で成長を続けており、今回の本社移転は、その更なる発展を象徴する出来事と言えるでしょう。

移転先の住所は鹿児島市高麗町43番20号キラメキ南国ビル502で、事業所面積は189.29㎡です。新本社では、ECサイト等の通販事業強化のためのマーケティング調査や企画広報部門を新設。これに加え、これまで県外企業に委託していた自社製品のコールセンター事業を内製化することで、より効率的な運営体制を構築します。

今回の本社移転による具体的な効果としては、まず、雇用創出が挙げられます。新本社では、6名の従業員が働く予定で、そのうち5名は新規雇用者となります。これは、鹿児島市の地域経済活性化に大きく貢献するでしょう。さらに、EC事業の強化は、鹿児島県産鰻の販売拡大に繋がるだけでなく、ブランドイメージの向上にも効果があると考えられます。

株式会社サトウは、「食の力で、家庭に幸せと感動をお届けする」、「九州・薩摩の美味しいを全国の食卓に」という理念を掲げ、従来の商習慣にとらわれない革新的なアプローチを追求しています。今回の本社移転は、この理念の実現に向けた大きな一歩となるでしょう。

鹿児島市も、情報通信業関連、デザイン・コンテンツ制作業、事務処理センター・コールセンター、製造業といった分野での企業誘致に積極的に取り組んでおり、株式会社サトウの本社移転は、その取り組みの成果の一つと言えるでしょう。今後も、市は企業誘致を積極的に推進し、地域経済の活性化に力を入れていく方針です。

株式会社サトウの今後の展開にも注目が集まります。鹿児島市を拠点に、更なる成長を遂げることで、鹿児島県産鰻の美味しさを全国に広め、地域経済の活性化に貢献していくことが期待されます。

株式会社サトウの概要

設立：令和3年5月
代表取締役：村上哲也氏
事業内容：鹿児島県産鰻の加工販売、養殖
本社所在地：鹿児島市高麗町43番20号キラメキ南国ビル502（移転後）
URL：https://company.unagisato.jp/company/

鹿児島市産業創出課企業立地係

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