新しいオンラインプログラム「Re:pair」の誕生
近年、夫婦やパートナー間の暴力やハラスメントが社会問題として取り上げられていますが、これまで加害者支援に焦点を当てたプログラムは少なかったのが現状です。そんな中、DV(ドメスティックバイオレンス)の克服を支援するオンラインプログラム「Re:pair」が始まりました。このプログラムは、加害者が再び手をつなぐための支援を目的としています。
DV加害者支援の必要性
従来の支援は、被害者のケアに重きを置いてきました。しかし、加害者にも支援の手を差し伸べなければ、同様の悲劇が繰り返される可能性があります。DVの問題に向き合う中で、被害者を守るだけでは不十分だとの思いから、加害者支援の重要性が強調されるようになりました。
加害者は、過去の行動から学び取らなければ同じ過ちを繰り返すことになります。このプログラムでは、暴力からの脱却を目指し、新しい関係性の構築を学ぶ機会を提供します。社会全体のDVを減少させるためには、双方に対する支援が必要です。
受講をお勧めしたい方
「Re:pair」は、以下のような方にぜひ受講してほしいプログラムです。
- - パートナーに暴力や不適切な言動をしてしまう方
- - パートナーからDVの改善を求められている方
- - 家庭内の問題で悩んでいる方
- - 過去の交際でのトラウマから抜け出したい方
プログラムの目的
「Re:pair」は、暴力のない関係を目指すすべての人に開かれたプログラムです。このプログラムは、暴力やハラスメントのない心地よい関係を作る力を育むことに重点を置いています。受講者が本気で改善に取り組めるよう、サポートを行います。
Hummingbirdの取り組み
「Re:pair」は、カウンセリングルーム「Hummingbird」によって開発されました。代表の松本健輔氏は、公認心理師・臨床心理士として数多くのカウンセリングを手掛けています。彼の理念は、夫婦やカップルが何を望んでいるかを共に考え、解決策を見出すことです。
Re:pairの特長
1.
オンラインでの利便性
地域や時間の制約を排除し、簡単にプログラムに参加可能です。
2.
踏み込んだ学び
動画と関連するワークを通じて、自分自身を客観的に見つめやすくなります。
Re:pairの名前の由来
「Re:pair」は「再び」と「修復」を組み合わせた言葉です。受講者が二人の関係を再び築くことを目指しています。
プログラムの詳細情報
お問い合わせ
質問や参加申し込みは、公式サイトの問い合わせフォームから行えます。DV問題に悩んでいる方は、一度このプログラムを検討されてはいかがでしょうか。心地よい関係を築く第一歩として、ぜひご参加ください。