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中学生女子が発行したブータンの野生動物保護新聞

中学2年生の沖メイ子さんが、ブータンの野生動物保護をテーマにしたオリジナル新聞「森の国 ブータン『奇跡の谷』」を発行しました。この取り組みは、認定NPO法人UAPACAA（ウワパカ）が行うブータンの野生動物保護プロジェクトの一環として進められています。

沖さんは2021年7月から、「NATURE TALK」というオンラインイベントや書籍を通じて野生動物保護に関する知識を広める活動をしてきました。今回の新聞は、ブータンの生態系についての深い理解を得た上で、動物保護の重要性を訴える内容となっています。

ブータンに魅了された沖メイ子さん

沖さんは、ブータンの野生動物保護政策に感銘を受けており、「特に素晴らしいのは、その政策が国として機能しているところです」と述べています。彼女は、ただ動物を守るだけでなく、現地の人々の生活とも密接に関係しているという視点を持つ重要性を強調しています。

絶滅危機にある動物たち

新聞の中では、トラやゾウ、サイ、サイチョウなど、現在絶滅の危機に瀕しているブータンの野生動物たちについても詳しく紹介されています。沖さんは、「この素晴らしい国を知ってもらい、その魅力とともに守らなければならない動物たちの存在を伝えていきたい」との思いを込めています。

今後の展望

沖さんは、今後も「NATURE TALK」を通じて野生動物保護に関する情報を発信し、全国各地の動物園を訪れて保護活動についての啓発を行う予定です。沖さんのインタビューや新聞記事は、UAPACAAパートナーズの公式サイトやSNSで随時紹介される予定です。

オンラインプログラムへの参加

沖さんは、9月24日から行われる株式会社タイガーモブのオンラインプログラム「WILDLIFE ACTION 2」にも参加予定です。このプログラムは、野生動物の保護をテーマにしたもので、さらに多くの人々にその重要性を伝える良い機会となるでしょう。

UAPACAAパートナーズについて

認定NPO法人UAPACAAは、アフリカやアジアにおける生物多様性の保全を目的に、様々な支援活動を行っています。現地のコミュニティと連携しながら、持続可能な社会づくりを目指している同法人の取り組みに、沖さんの活動も大きく寄与しています。

沖メイ子さんの熱意や彼女が発行した新聞を通じて、ブータンの野生動物たちを守るための意識を持ち続けることが、私たちにも求められています。彼女の活動から、多くの方がインスピレーションを受け、保護活動に関わるきっかけを得られることを願っています。

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