復活した極上の国産竹楊枝
竹材専業メーカー「竹虎」が、創業以来139年の歴史を生かした新たな製品として、国産の竹を使った「極上の竹楊枝」の販売を開始しました。この竹楊枝は、伝統的な日本の職人技によって作り上げられ、優れた耐久性と使いやすさを誇ります。
職人技による極上の一品
「竹虎」が製造する竹楊枝は、国産の竹材を使用し、熟練した職人が一つ一つ心を込めて仕上げています。特に、竹の表皮に近い部分だけを使用することで、強度が抜群であることが特徴です。鋭い先端は狭い間の掃除に最適で、繰り返し使っても潰れにくい耐久性があります。また、通常の6.5センチよりも1.5センチ長い8センチサイズを採用し、持ちやすさにもこだわっています。
復活の背景
竹製楊枝の製造が中止された時期には、同社の社長、山岸義浩氏もその使い心地が忘れられず、工場に残っていた不良品をいただいてきたといいます。職人たちは、昔の製品の質感を再現するため多くの試行錯誤を重ね、先端の鋭さを実現するための加工技術「先付け」も開発しました。この情熱の結果、満足のいく製品が完成しました。
比較実験の結果
国産の竹楊枝と市販の木製楊枝を比較したところ、明らかな強度の違いが見えてきました。竹楊枝は硬いコンクリートに叩きつけても先端が潰れず、指先で折り曲げても容易には折れません。これに対し、木製楊枝は簡単に折れてしまうことがわかりました。この強度こそが、竹材の特性を最大限に活かした証です。
持続可能な資源としての竹
竹は成長が非常に早く、3年で加工可能な天然資源です。「竹虎」は、竹の魅力を最大限に活かす取り組みを進めており、この国産竹楊枝もその一環として誕生しました。持続可能な未来のために、竹を活用し続けることが同社の使命です。
商品詳細
この国産竹楊枝は、2024年12月26日から販売されます。価格は1,650円(税込)で、防虫剤や防カビ剤を使用せず、日本の職人技が光る逸品です。使い心地や耐久性をぜひ体験してみてください。
まとめ
「竹虎」が誇る国産竹楊枝は、伝統と持続可能性を融合させた新たなアイテムです。職人たちのこだわりが詰まったこの製品を是非手にとってみて、その使い心地を感じていただきたいと思います。詳細は、虎斑竹専門店「竹虎」のウェブサイトでご確認ください。
竹虎の公式サイトはこちら