城西国際大学の観光プロジェクト
城西国際大学と株式会社阪急交通社の協力により、観光人材の育成を目的とした新科目「観光プロジェクト A」が開講されました。この授業は観光学部の2年生から4年生までの66名が参加しており、学生たちは12のグループに分かれ、秋田県内を巡るオリジナルツアーの商品を考案しています。
学生たちの学びと成長
授業では、観光資源の特性や旅行業の実務に関する知識を深めており、今現在は訪問地や行程の選定に力を入れています。学生たちは、実際のツアーを自らの手で造成することで、理論だけでなく実務に基づいたスキルを学び、将来の観光業界での活躍を目指しています。
ワークショップでの実践的な学び
6月17日の授業では、阪急交通社の東日本営業本部で東北地域を担当している高橋成美係長をお招きし、実際の旅行業界の現場で役立つワークショップを行いました。高橋係長は、スケジュール調整や施設選定の秘訣を伝授し、特に冬季のバス移動においての通行止め区間に関する注意点を説明しました。こうした実践的なアドバイスは、学生たちにとって非常に有益な経験となりました。
ツアー催行に向けた計画と発表
現在、各グループは授業で得た知識をもとにツアー催行に関する計画書を作成しています。この計画書は授業最終日の7月15日に発表することが予定されており、学生たちは自らのアイデアや考えを具現化する際の達成感を感じることができるでしょう。
未来の観光業を担う人材の育成
この取り組みを通じて、城西国際大学は観光業界の未来を担う人材を育成する道筋を描いています。観光プロジェクト Aは、学生たちにとって知識を実践に活かす絶好の機会となっており、業界の最新動向に触れることができる貴重な経験を提供しています。
今後の学生たちの活躍が楽しみですね。