別府市の食文化を探求する「おいしい別府」イベントの全貌

「おいしい別府。見る聞く食べる。2022」というプロジェクトが、別府商工会議所観光業部会の主導のもと、別府市と大分県で展開されています。この取り組みは、食をテーマにし、地域の魅力を引き出すイベントとして注目を集めています。全国各地で活躍するシェフを招き、地元の生産者やサービススタッフとの意見交換を通じて深い知見を得ることを目的としています。

イベントの目的と内容

このプログラムは、合計5回の実施を予定しており、特に食の側面に焦点を当てています。研究会は4回の予定で、最後の成果発表会が1回行われます。各回ごとに異なるテーマを設定し、参加者はそのテーマに基づく料理の実践と試食を通じて、より深く食文化を理解することを目指します。参加者数は全て満席となり、地域の人々からの関心が非常に高いことがうかがえます。

プログラム詳細

プログラムは以下のように構成されています。
1. キックオフ対談 (9月13日)
- テーマ: 「民藝としての出汁」
- 講師: 鞍田崇、梅原陣之輔、江副直樹

2. 講師シェフ料理実習 (10月4日)
- 講師: 宮本健真 (antica locanda MIYAMOTO)

3. 講師シェフ料理実習 (10月18日)
- 講師: 薮崎友宏 (南青山Essence)

4. 講師シェフ料理実習 (11月8日)
- 講師: 清水将 (デンクシフロリ)

5. ファイナル対談 (1月17日)
- テーマ: 「発酵するのは人」
- 講師: 小倉ヒラク、梅原陣之輔、江副直樹

地元との連携

この取り組みは別府市と様々な地元企業や団体との連携によって成り立っています。大分県の商工観光労働部や別府市観光協会などと連携しており、地域の観光資源を一層魅力的にするための実証事業として位置付けられています。

安全対策

参加者の安全を考慮し、新型コロナウイルス感染に対する対策も徹底されています。事前に参加者リストの確認を行なうなど、安心してこのイベントに参加できるよう配慮されています。

まとめ

「おいしい別府。見る聞く食べる。2022」は、単なる料理教室ではなく、地域の食文化とそれを支える人々との交流を深める絶好の機会です。各回のテーマにそった料理の実習や対談を通じて、新たな発見が期待されています。別府市の豊かな食文化を共に体験し、さらなる魅力を再発見する旅に、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。