音響可視化技術SISAR
2022-08-23 13:00:02

音響の可視化を革新する新技術「SISAR」の登場

音響の可視化を革新する新技術「SISAR」の登場



株式会社INSPIREIが発表した「Sound Intensity Scanner AR(SISAR)」は、拡張現実(AR)および複合現実(MR)技術を活用した音響インテンシティ計測と可視化の世界初のシステムです。この技術は、音場の測定と視覚化をリアルタイムで行えるため、研究者や技術者にとって非常に重要なツールとなることが期待されています。

SISARの特徴と機能


1. スピーディーな広範囲計測


SISARの最大の特長は、その計測精度と速度にあります。特別なセンサーを使用することで、ユーザーは固定されたカメラなしで移動しながら広範囲を迅速に計測できるのです。この機能は特に、音の発生源が多い場所で非常に便利です。

2. 立体的な音場観測


視覚化はHololens2やiPadといったAR/MRデバイスを介して行われます。ユーザーは実空間上に三次元の音響インテンシティ分布を表示し、自由に視点を移動させることで立体的な空間の音場を観察できます。従来のシステムに比べて、はるかに直感的でインタラクティブなビジュアライゼーションが可能です。

3. 多彩なパラメーター設定


計測時には、周波数帯域や可視化レンジなどの設定を柔軟に変更できます。これにより、計測データは様々な条件下で解析可能です。データは即座にAR/MRデバイスに表示され、リアルタイムで分析が行えます。

4. 3Dモデル化機能


SISARはPCアプリケーション内に3Dモデルをインポートしたり、計測データを処理して音響インテンシティ分布を3D化することもできます。この機能により、より詳細な音場分析が実現します。

SISAR導入の流れ


SISARの導入を希望する企業や個人は、専用フォームを使用して会社に問い合わせを行うことができます。具体的なサービス内容や導入方法について、丁寧に説明を受けることができるので、興味のある方はぜひ活用してみてください。

井上敦登CEOの想い


この革新的な技術の発表に際して、代表取締役CEOの井上敦登氏は、「SISARは早稲田大学在学中に始まった研究の集大成であり、多くの後輩たちの努力によって生まれました。このシステムを通じて、音響の研究が一層進むことを願っています」と述べています。体験希望や質問がある方は、気軽に相談することをお勧めします。

株式会社INSPIREIの背景


株式会社INSPIREIは、早稲田大学音響研究室をルーツとし、音の可視化に関する様々な研究開発を行っています。OTOMIRUは設置型センサーを利用したリアルタイム計測と可視化を行い、SISARは音場の立体的な取得を目指すシステムです。さらに、音響に関連する問題解決に向けた研究を継続して進めています。

公式サイトや問い合わせフォームを通じて、さらなる詳細情報は確認可能です。興味がある方はぜひ、チェックしてみてください。

会社情報

会社名
株式会社INSPIREI
住所
東京都新宿区西早稲田一丁目22番3号
電話番号

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