オーティファイが新たなテスト自動化プラットフォームを提供
オーティファイ株式会社は2023年10月、アマゾン ウェブ サービス(AWS)のAWS Marketplaceで『Autify Nexus』の提供を開始しました。これにより、企業はテスト自動化のプロセスを大幅に効率化することが可能になります。この新しいプラットフォームは、AIエージェントを通じて自然言語での指示ができ、ノーコード操作を導入したことで、技術的なスキルが少ないユーザーでも簡単に利用できます。
AWS Marketplaceとオーティファイの連携
AWS Marketplaceは、AWSにおけるソフトウェアのオンラインストアとして、多くのユーザーに愛用されています。ここではセキュリティやビジネスアプリケーション、機械学習に至るまで、多様なソフトウェアが提供されています。その中で、オーティファイの『Autify Nexus』は、さまざまな用途に対応し、ユーザーのニーズにマッチした機能を提供します。さらに、AWS ISV Accelerateプログラムへの参加により、オーティファイはAWSとの協業を強化し、販売ネットワークを広げています。
Autify Nexusの特長
『Autify Nexus』は、以下のような特長を持つ次世代テスト自動化プラットフォームです:
- - 自然言語によるテストシナリオ生成: ユーザーは簡単な指示を出すことで、自動でテストシナリオが作成されます。
- - AIによる自動修復: テスト中に発生する問題をAIが自動で修正する機能を搭載。
- - ノーコード操作: プログラミングの知識がなくても簡単に操作できるインターフェース。
- - 高速かつ無制限のテスト実行: 環境に依存せず、迅速にテストを実行。
- - 多様な実行環境に対応: クラウド、ローカル、オンプレミスの環境で使用可能。
- - 自由なテストスクリプト作成: Playwrightをベースにしているため、柔軟なテスト記述が可能です。
これらの機能は、テストの依頼者が持つスキルや知識に依存せず、自動テストを実施できることを意味します。これにより業務の効率化を図り、テスト工程に特化した人材の負担が軽減されます。
ソフトウェア開発ライフサイクルの支援
オーティファイのミッションは「技術の力で創造性を高める」ことです。Autify Nexusは、要件定義からテストまで、ソフトウェア開発のライフサイクル全体を支えるプラットフォームとなっています。特に、AIと人間の協力によって、開発者が本来の業務に集中できる環境を整えていくことを目指しています。
また、オーティファイは『Autify Pro Service』や『Autify Genesis 2.0』などのサービスも展開しており、それぞれが異なるニーズに応じた支援を行っています。これにより、産業界のIT人材不足という課題に対処し、生産性の向上を図ることができます。
まとめ
『Autify Nexus』のAWS Marketplaceでのリリースは、自動テストの新しいスタンダードを確立するものと言えるでしょう。AIとノーコード化による手軽さから、さらなる市場への普及が期待されます。今後、オーティファイが提供するサービスがどのように成長し続けるのか、ますます注目です。
公式ウェブサイト:
オーティファイ