株式会社ビーツとリンゴスタジオの提携
株式会社ビーツは、ニューヨークを拠点とするデザインスタジオ《リンゴスタジオ》との業務提携を発表しました。この提携は、リテール領域におけるブランド体験の向上を目指すもので、両社の強みを活かして新しい顧客体験を提供することを目的としています。
リンゴスタジオ社の魅力
リンゴスタジオは、コスメブランドの《グロッシアー》や、ファッションブランド《サイダー》、キッチンウェアブランド《アワープレイス》など、様々なグローバルブランドのリテールインテリアを特長あるデザインで手がけてきました。彼らは、訪れた人々が記憶に残るような体験型の店舗デザインを得意とし、特にZ世代からの高い評価を受けています。
提携の背景
ビーツの代表である柏木又浩氏は、2019年にニューヨークで体験型リテール店舗を訪れた際、顧客が店舗での体験をSNSに投稿する光景に感動し、新たな小売空間の可能性を実感しました。コロナ禍以降、リアルな体験の重要性が一層増している中で、リンゴスタジオのデザイン性を日本市場に紹介することができるのは大きな喜びです。
ビーツの目的
ビーツの目指すところは、クリエイティビティとデータ・テクノロジーを融合させ、特別なブランドエクスペリエンスを創出することです。このパートナーシップによって、リテールという最前線で人々の心に響く体験を提供し、真の共感を生み出すことが期待されています。
共同プロジェクトの展望
今後、ビーツはリンゴスタジオと共同で新しいプロジェクトを進め、日本の小売業界に対してイマーシブな店舗デザインを提案していきます。店舗デザインは単なる装飾ではなく、ブランドストーリーを語り、顧客を引き込む力を持つ重要な要素です。
マデリン・リンゴ氏のコメント
リンゴスタジオの代表、マデリン・リンゴ氏は、この提携に関して次のように述べています。「ビーツと提携し、私たちの没入型ブランド体験の専門性を世界中に届けられることをとても嬉しく思います。ブランドと顧客を記憶に残る方法で結ぶ空間を一緒に創り出し、リテールを新たな形で再定義したいと考えています。」
ビーツの企業情報
ビーツは、日本を拠点としたマーケティング企業であり、店舗デザインやデジタルソリューションを最適化することで知られています。彼らは新製品の市場導入や店頭プロモーション、什器開発など多岐にわたるサービスを展開しています。今回のリンゴスタジオとの提携により、ビーツのクリエイティブなアプローチがさらに進化すると期待されています。
まとめ
ビーツとリンゴスタジオの業務提携は、日本のリテール市場において新たな風を吹き込むことでしょう。両社のユニークな視点と専門性が融合し、これからの顧客体験のあり方に大きな影響を及ぼすと考えられます。