新潟市の地域課題解決に向けたふるさと納税プロジェクトが始動

新潟市の新たな取り組み

新潟市は地域課題解決と活性化を図るため、クラウドファンディング型ふるさと納税「ふるさと納税forGood」を通じた寄付受付を開始しました。これは、株式会社ボーダレス・ジャパン（福岡県福岡市）が運営し、地域の活動を支援するための新たな資金調達手段を提供しています。

共創コミュニティ推進事業とは

新潟市のこの取り組みは、地域の人々が主体的に運営する持続可能な地域社会の形成を目指しています。地域で活動する意欲的な人たちが連携し、協力し合う「共創コミュニティ」を促進し、地域課題の解決を図ることを重要な目的としています。

このプロジェクトでは、「青陵ソーシャルイノベーション推進機構」と「味方・月潟メディアコンテンツベース」の2つの団体が選ばれ、それぞれ特定のプロジェクトに対して寄付を募っています。

プロジェクトの詳細

1. 青陵ソーシャルイノベーション推進機構
- プロジェクト名: ENGAWAプロジェクト
- 内容: 空き店舗を「縁側空間」として活用し、学生たちが地域のつながりを作るプロジェクト。
- 寄付募集期間: 2025年9月30日（火）まで
- プロジェクトページはこちら

2. 味方・月潟メディアコンテンツベース
- プロジェクト名: クリエーター支援プロジェクト
- 内容: 新潟市南区を盛り上げるため、創作活動を支援する仕組みを構築。地域の匠やクリエーターを育成し、地域の活性化につなげる
- 寄付募集期間: 2025年10月5日（日）まで
- プロジェクトページはこちら

ふるさと納税forGoodについて

「ふるさと納税forGood」は、地域での挑戦をサポートするプラットフォームです。従来の返礼品中心の寄付スタイルとは異なり、地域の活動やプロジェクトに焦点を当て、その意義に共感した寄付者とつながる仕組みを提供しています。寄付者は、自身の寄付が地域にどのように貢献するのかを理解し、より深い関与を持つことができます。

ボーダレス・ジャパンは2007年に設立され、社会課題をビジネスで解決することを目指しています。その活動は国内外で展開され、さまざまな社会問題に取り組んでいます。特に、地域貢献や共創の理念は、地域のコミュニティを築く基盤となっています。