KPMGコンサルティングが国際情勢研究会を設立し共同研究開始
KPMGコンサルティング、国際情勢研究会を設立
KPMGコンサルティング株式会社(東京都千代田区)は、このたび「国際秩序研究会」を設立し、国際情勢に関する共同研究を開始しました。この新たな研究会は、学術界とビジネス界の協力によって国際情勢を深く探求し、知見を発信することを目的としています。
研究会の背景
昨今、国際情勢は不安定さを増し、グローバル化が進む一方で多様な地域的紛争が長期化しています。その結果として、経済や政治に対する影響も大きくなっています。このような状況において、KPMGコンサルティングは、企業や日常生活におけるリスクへの対応がますます重要であると認識しています。そこで、研究者と実務家が集合し、様々なリスクを評定・分析し、解決策を提案する場として「国際秩序研究会」が設立されました。
共同座長と顧問の顔ぶれ
研究会の共同座長には、政策研究大学院大学の岩間 陽子教授と、世界政治学会会長の粕谷 祐子教授が就任します。また、顧問には一般社団法人アジア調査会会長の国分 良成氏が名を連ねています。このような多彩なバックグラウンドを持つ専門家たちが参加することで、国際情勢に関する幅広い知見が結集されることが期待されています。
研究の焦点と目的
本研究会では、今後の国際秩序の形成に影響を与えると考えられる大国間競争や、地域的な安全保障問題などの主要課題をテーマに調査・研究を行います。研究結果は広く発信され、様々な分野で利用されることを目指しています。特に、経済安全保障や地政学リスク評価に関しては、企業活動が多様化する中で重要なトピックとなっています。
定期的な開催と進展
「国際秩序研究会」では、定期的に研究会を開催し、新たなシンポジウムや研究結果のレポートを発行することも計画されています。これにより、政策決定者や企業経営者が適切に国際情勢に対処し、未来の戦略的な決定を推進するための支援を行うことができます。
KPMGコンサルティングの取り組み
KPMGコンサルティングは、経済安全保障や地政学リスクの評価から、シナリオ分析、サプライチェーン戦略の構築、経営判断プロセスの整備までを包括的に支援しています。企業視点での分析や提言を通じて、より実践的なアプローチを提供することが目的です。
このように、KPMGコンサルティングの「国際秩序研究会」は、国際情勢に関する新たな知見を生み出す重要な場となることでしょう。今後の活動に注目が集まる中、2025年12月19日に予定されているキックオフミーティングが待たれます。
会社情報
- 会社名
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KPMGコンサルティング株式会社
- 住所
- 東京都千代田区大手町1-9-7大手町フィナンシャルシティサウスタワー
- 電話番号
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