GROWTH VERSE、最新資金調達によりAI SaaS事業を加速化

株式会社GROWTH VERSEは、AI SaaS事業において新たな一歩を踏み出しました。最近行ったシリーズBラウンドによる資金調達で、4.9億円を獲得し、これまでの累計調達額が21.6億円に達しました。この資金調達には、新規株主としてBIPROGY株式会社や静岡キャピタル9号投資事業有限責任組合、既存株主として丹羽トラスト株式会社や鈴与株式会社が参加しました。

成長を加速するAI SaaS

GROWTH VERSEは、「BUILDING AI to maximize Business Growth」をミッションに掲げ、AIを駆使して企業成長を促進することを目指しています。AI技術が急速に進化している今、同社は多くのクライアントと信頼関係を築き、蓄積されたデータや事例を基にAIサービスの進化に努めています。特に、自社開発のマーケティングAI SaaS「AIMSTAR」は、オンラインB2C企業の顧客データ分析を行い、顧客エンゲージメントの向上をサポートしています。

事業の多角化

2024年には、さらに人流分析AI SaaS「ミセシル」や売上管理AI SaaS「Zero」といった新しいデジタルサービスを展開する計画です。これにより、従来のオンラインB2C企業に加え、業態を問わずより広範なオフラインB2C企業にもサービスを提供することが可能になるでしょう。これらの戦略により、GROWTH VERSEは非連続的な成長を追求し、2027年9月期までに売上を5から10倍を目指します。

投資家の信頼

各投資家のコメントからも、GROWTH VERSEへの信頼と期待が伺えます。株式会社Niwa Holdingsの丹羽社長は、AIの重要性が高まる中でGROWTH VERSEの成長が社会に与える影響に期待を寄せています。また、BIPROGY株式会社の若鍋部長も、AIサービスとの連携による価値創出を強調しました。

GROWTH VERSEは現在、国内外のさまざまな企業に向けて革新的なソリューションを提供しており、その成長に注目が集まっています。企業が抱えるデータの利活用課題を解決するツールとして、「AIMSTAR」はすでに複数の大手企業に導入されており、その効果も評価されています。

未来へのビジョン

GROWTH VERSEは、地域金融機関やさまざまな企業との連携を進める中で、AI技術の重要性や可能性をさらに広げることを目指しています。データ活用の最前線で働く同社にとって、今回の資金調達は新たな成長と発展に向けた大きなステップとなるでしょう。過去の実績に基づいて、今後の展開が非常に楽しみです。

GROWTH VERSEが描くAI革命の未来は、その導入実績と信頼関係の構築を通じて、確実に企業の成長を加速させる重要な要素となることでしょう。