ヨックモックミュージアム、第3期公式SNSアンバサダー決定!
東京都港区に位置するヨックモックミュージアムが、このたび美術検定協会主催の「美術検定」の1級取得者を対象とした公式SNSアンバサダーを発表しました。選ばれたのは嶋津充さんと木村木綿子さんの二人です。彼らは「ピカソ・セラミック―『見立て』の芸術」展の魅力を、SNSを通じて広めていきます。
現在開催中の「ピカソ・セラミック―『見立て』の芸術」展は、ピカソのセラミック作品を通じて日本文化との関係性を探る展覧会です。特に、利用される「見立て」という概念は、日本の伝統文化における特性を反映しています。展覧会の監修は大髙保二郎氏が担当し、ポーラ美術館の東海林洋学芸員がゲストキュレーターとして参加しています。
この展覧会は2025年12月28日まで開催されており、来館者がピカソの作品をどのように深く理解できるかを提案するために、SNSアンバサダーである嶋津さんと木村さんが定期的に投稿を行います。彼らの独自の視点や解釈が加わることで、訪れる人々に新たな発見がもたらされることでしょう。
特に興味深いのは、選ばれた2名が神戸と長野に住む方々である点です。これは、関東以外の地域からのアンバサダー選出として初めての試みです。これにより、遠距離ならではの企画や、展覧会の魅力を異なる視点から紹介することが期待されています。
その他の活動
ヨックモックミュージアムでは、SNSアンバサダー以外にも、式典や内覧会などのイベントが行われており、美術検定1〜3級の受講者によるSNSレポートも行われています。参加者は各自のアカウントで内覧会の様子を伝えており、レポートのまとめページも公開されています。これにより、さらなる広がりを見せる美術検定の活動が紹介されています。
さらに、ヨックモックミュージアムは「美術検定」の応援館としても機能しています。受験合格者には特典としてポストカードがプレゼントされるなどの特別なサービスも用意されており、訪れる人々に美術への理解を深める手助けを行っています。
美術検定とは?
美術検定は、一般社団法人美術検定協会によって実施される民間の検定試験です。これは、美術に関する知識や見識を深め、「みる力」を育成することを目的としており、4つのレベル(4級から1級)で構成されています。特に1級の合格者は「アートナビゲーター」として、作品理解を深めるための助言を行う役割を担います。
こうした一連の活動を通じて、ヨックモックミュージアムは美術の素晴らしさを多くの人に伝え、楽しんでもらうための新たな努力を続けています。ぜひ、今回のアンバサダーたちのSNSに注目し、ピカソの魅力を再発見してください。