安全と安心を高める新たな防災防犯ガラスの発表会開催

新たな防災対策の提案

2025年10月6日、東京都千代田区にある一般財団法人ベターリビングにおいて、一般社団法人板硝子協会主催の「防災防犯ガラス、防犯ガラスの新グレード制」発表会が行われる。合わせガラスに新たに導入される「防災防犯グレード」「防犯グレード」「一般グレード」の三つのグレード制は、これからの住環境の安全性を向上させることを目的としている。また、同時に「BL-bs部品認定書」の授与式も行われ、さらなる安全性と信頼性向上を目指す。

防災防犯ガラスの特徴

新たに導入される防災防犯ガラスは、2枚のガラスの間に特殊合成樹脂の中間膜を挟み、強固に接着された構造を持っている。公共施設や住宅において、安全性を必要とされる場面での性能が飛躍的に向上し、例えば、激しい暴風雨や地震の際の飛来物からも室内を守る効果を期待できる。破損時にも室内の安全を確保し、在宅避難が可能となるため、住まいの安全度が大きく向上する。

グレード制の概要

今回の発表によって、各グレードの機能が明確にされる。特に「防災防犯ガラス」と「防犯ガラス」という通称を導入することで、一般の認知度が高まることを狙っている。「防災・防犯安全合わせガラス」と「防犯安全合わせガラス」という正式名称も併記され、利用者にとって使いやすい情報の提供がなされる。

社会貢献の一環として

一般財団法人ベターリビングでは、これらの新しいガラス製品を「BL-bs部品」として正式に認定し、より高い信頼性を持った住宅用部品として広く普及させることを目指している。これにより、安全・安心な住環境の実現に寄与できる体制を整えつつある。

様々な問い合わせ先

この発表会および授与式に関する詳細は、一般社団法人板硝子協会の橋本や藤井に連絡が可能で、一般財団法人ベターリビングの鈴木俊光にも問い合わせができる。連絡先はそれぞれ、電話またはメールで行えるので、興味のある方はぜひ確認していただきたい。

参加の呼びかけ

この新たな試みに参加することで、住環境の安全性を向上させる一助となることが期待されている。新しい技術によって私たちの生活がどう変わっていくのか、その成果に注目が集まる。2025年の発表会では、これからの安全な住まいづくりに向けた重要な情報が多く共有されることになるだろう。私たちの居住空間をより安全にするために、ぜひともこの取り組みに注目してほしい。