新たな起業家たちの舞台、「TOKYO STARTUP GATEWAY」が開幕
東京都が主催し、特定非営利活動法人ETIC.が事務局を担当する「TOKYO STARTUP GATEWAY 2024」がついに始まりました。昨年度を上回る3317名もの若者たちがエントリーし、今期も盛り上がりを見せています。このコンテストは、400字というわずかな文字数でビジネスアイデアを発表し、夢を形にするチャンスを提供しています。今年は特に高校や大学、企業などからのサポートもあり、若者たちの意欲を後押ししています。
スターティングデイ:新たな出発点
エントリー者全員を対象にした「スターティングデイ」が7月20日(土)にTokyo Innovation Baseで開催されました。このイベントには400名以上が参加し、情報交換や交流の場となりました。コロナウイルスの影響を経て、リアルな交流の重要性が再認識されている中、このイベントは参加者にとって貴重なネットワーク構築の機会となりました。
イベントは3つのゾーンに分けられ、参加者は自由に見学しました。まず、
STARTUP STAGEでは先輩起業家たちによるトークセッションやメンタリングが行われ、具体的なアドバイスを受けることができました。次に、
CONNECT ZONEでは参加者同士が自由にアイデアを話し合い、刺激を受ける機会が提供されました。最後に、
GATEWAY ZONEでは先輩起業家と直接対話し、自分のビジョンについて考える時間が持たれました。
参加者の声:新たな発見と成長
参加者からは「多様な視点を聞くことで、自分のビジョンを再考することができた」「1on1セッションが特に有益で、具体的な課題を整理できた」という声が寄せられています。初めて多くの人の前でピッチを行った人もおり、緊張しながらも自分の思いを伝えることで自信を持つことができたと感じています。参加者はこのイベントを通じて、自身の成長や新しい発見につながったと口々に語っています。
コンテストはまだ続く!
「TOKYO STARTUP GATEWAY 2024」コンテストは12月1日(日)の決勝大会まで続きます。今後も各種イベントやワークショップが企画されており、起業を志す若者の成長を支援しています。また、TSGビジネススクールも開講され、参加者のスキルアップを図るプログラムが提供される予定です。
起業の先に広がる未来
今回、コンテスト参加者の一人である江連千佳さんは2020年のコンテストファイナリストとして、「I _ for ME」というブランドを展開しています。彼女は「新しいアイデアに挑戦する価値がある」と語り、過去の経験を通じて起業の道を歩んでいます。江連さんの発言は多くの若者たちに勇気を与え、今後の挑戦に向けた後押しとなっていることでしょう。
公式情報
「TOKYO STARTUP GATEWAY 2024」についての詳細は、公式ウェブサイトやSNSを通じて随時発信されています。興味のある方はぜひチェックしてみてください。