論理的思考力を強化する新しい手法
企業にとって「論理的思考力」は非常に重要な資質です。特に、現在のビジネス環境では複雑な課題が多く、その中で適切な解決情報を導き出すためには、社員一人ひとりが論理的に考える能力を持っている必要があります。しかし、多くの企業では、社員の論理的思考レベルやその強み・弱みを把握するのが難しいのが現状です。
このような課題に対応すべく、株式会社HRインスティテュートは2024年10月に新サービス「ロジカルシンキング診断」の提供を開始します。この診断サービスは、論理的思考力を8つの要素に分解し、それぞれの要素の評価を行います。これにより、個々の社員がどのスキルを強化すべきかを明確にし、組織全体での育成戦略を立てることができます。
サービスの背景
法人向けに提供される「ロジカルシンキング診断」は、社員の論理的思考力を8つの要素で分析する診断ツールです。これにより、適切なスキル育成が可能となり、組織の問題解決能力を高めることが期待されています。
8つの要素
この診断では、以下の8つの要素が評価されます:
- - 論点設定力:問題の本質を見極め、適切な論点を設定する能力。
- - 仮説設定力:迅速に仮説を立て、解決策を提案する能力。
- - 多方面に考える力:状況を多様な視点から分析する柔軟さ。
- - 論理の筋を通す力:意見や結論を一貫した論理で展開する能力。
- - 因果を考える力:原因と結果の関係性を把握し、根本的な解決策を導く力。
- - 構造化する力:複雑な問題を整理し、明確な解決策を示す能力。
- - 客観的にとらえる力:事実に基づいた判断を行う能力。
- - 批判的に検証する力:与えられた情報を慎重に検証し、最適な結論を導く力。
診断の流れ
「ロジカルシンキング診断」の利用は非常に簡単です。まず、企業が利用申し込みを行い、法人向けアカウントを作成します。その後、社員はオンラインで個別に診断を受けることができます。設問は40問構成で、1時間から1.5時間で完了します。
結果は各社員の論理的思考力を8つの要素で可視化したレポートとなり、個々の強みと課題を明確にすることができます。さらに、受検後にはフィードバック会を通じて、社員のスキル育成に役立てることが可能です。
まとめ
「ロジカルシンキング診断」は、企業の人材育成に革新的なアプローチを提供する新サービスです。このサービスを活用することで、社員一人ひとりが自らの論理的思考力を理解し、組織全体の問題解決能力を向上させることが期待されます。今後、ビジネスの現場での活躍が非常に楽しみです。
詳細なサービス情報や申し込みについては、
こちらのリンクから確認できます。