セキュリティ専門家が集結「SecurityX 2025 Winter」初開催の成功
2025年11月27日、株式会社サイバーセキュリティ総研(CSRI)による新しいセキュリティイベント「SecurityX 2025 Winter」が初めてオンラインで開催された。このイベントには、延べ約400名が参加し、大いに盛況を博した。この対談形式のイベントは、従来の一方向的な講演形式とは異なり、セキュリティの最前線で活躍する専門家同士が実情や課題解決のための知見を率直に交換する場として設計された。
参加者からは、「教科書的な知識ではなく、現場の本音や実際の苦労話が聞けて非常に参考になった」「専門家同士の率直な意見交換から、自社では気づかなかった視点を得られた」「失敗事例や試行錯誤の過程まで共有してもらえたのが実践的だった」との感想が寄せられ、対談形式のメリットが高く評価された。これは、セキュリティ分野に関する情報共有の重要性を再認識させるものであった。
現場のリアルな実態の共有
最近、サイバー攻撃の手法は日々進化しており、現場で実際に直面している課題や効果的な対応策に関する情報を得ることが難しい状況だ。CSRIは、対談形式を採用したことで、以下のような効果を実現した。
- - 生々しい実態の共有: インシデント対応の実際のプロセスや組織内での課題について、専門家同士が率直に議論。
- - 実践的な解決策の提示: 理論だけではなく、実際に機能する対策と形骸化しやすい取り組みの違いを明確に。
- - 専門家同士の掛け合いによる深い洞察: 一方的な講演では得られない、多角的な視点からの知見が生まれた。
今後、CSRIはこの「SecurityX」をセキュリティ専門家による対談を中心としたシリーズイベントとして定期的に開催していく方針だ。次回以降も、業界の最新動向やテーマに形式に応じた専門家を招き、参加者のニーズに応える実践的な情報を提供していく。セキュリティ人材の育成や業界全体の知見の共有を進めることで、より安全で堅固なデジタル社会を実現することを目指している。
開催実績概要
- - イベント名: SecurityX 2025 Winter
- - 開催日: 2025年11月27日
- - 開催形式: オンライン
- - 参加者数: 延べ約400名
- - 主な対象: 情報システム部門、セキュリティ担当者、経営層・事業責任者
- - 主なコンテンツ: セキュリティ専門家による対談セッション
- - 詳細URL: SecurityX 2025 Winter
株式会社サイバーセキュリティ総研について
株式会社サイバーセキュリティ総研は、福岡県に本社を置き、2023年に設立された企業だ。SOCに特化したセキュリティコンサルティングを通じ、企業や団体の安全な事業運営を支援している。技術と現場の知見を組み合わせた実践的サービスの提供を強みとしており、日本のサイバーセキュリティのレベル向上に向け、日々取り組んでいる。
- - 所在地: 福岡県福岡市中央区港3-9-8-2
- - 代表者: 代表取締役 山口啓
- - 設立: 2023年
- - 事業内容: セキュリティ人材育成、運用監視、コンサルティングなど
- - URL: 株式会社サイバーセキュリティ総研